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「アフターイーロン」でTwitterはどう変化していくのか

イーロンマスク氏のTwitter新体制となり、約1か月。リストラクチャリングや認証済みバッジの有料化など抜本的な改革に乗り出している。

財務体質の改善と表現の自由、この両立が可能なのか、或いは、どちらかに振り切る下準備なのか、気になるところだ。
足元では、広告主の広告引き上げや、一部ユーザー離れがクローズアップされている。
最も大きな出来事と言えば、やはりトランプ前大統領のアカウントを復活させたことであろう。

Twitter投票を実施し、「賛成51.8%、反対48.2%」という「民」の声を拾ったという形で。これが今後のTwitterの明暗を分ける事になる可能性を含んでいると言わざるを得ない判断だ。
兎にも角にも、話題性としては十分すぎることは間違いない。
次期大統領候補としてのプレゼンスは薄れたという記事は見かけるし、実際、前回選挙と同じやり方で奪還出来るとは私も思わないが、話題性としてはまだまだ留まることをしらない。
オルトライトや陰謀論者は歓喜し、リベラルはハンマーでぶっ叩く。この構図に拍車がかかるのは勘弁してほしいというのは私だけではないはず。
ただ、ぶっ叩かれて当然な面もあることは補足しておくが。

トランプ本人は自身のTruth Socialがあるので、Twitterには興味ないというが、いつまで我慢出来るか…である。
一つ付け加えておくと、イーロンマスク氏は、トランプ氏を復活させたものの、次回選挙は、トランプ氏ではなくデサンティス氏を支持するとTwitterで回答している。


また、前回選挙も、トランプ氏ではなく、(不本意ながら)バイデン氏に投票したようだ。

陰謀論者でトランプ崇拝者(イコール自称光の戦士だかデジタルソルジャー笑)はこの点、きちんと認識しておくべきだ。
まぁ…これも「プランの一部」だの何だの…ポジティブ妄想変換されてしまうのだが。

まだはっきりとは分かっていないが、Twitterの「表現の自由」確保のため、通報、凍結基準がどうなるのか、Twitter民が気になっているところだろう。

私は、一定程度の陰謀論を含む言説は許容せざるを得ないとしても、明らかなヘイトや何度も繰り返されるデマ、喫緊は感染症関連、ロシア関連はきちんと対処すべきだと考える。
ただ、実務では、どう判定ルールを構築するか、曖昧で線引きが難しいだろうから、そこが今後どうなるか、今より酷い状況になるのか…脱Twitter続出するか…観察していくことにする。


今回は以上です。
お読みいただきありがとうございました。

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