毎回信じるか信じないかはあなた次第状態

ヨーロッパまでの道のり

ポンディシェリといえば元フランスの植民地地域。

ということでヨーロピアンな街並みが残っているとか。

オーロヴィル→ヨーロッパ。

行きはオートリクシャでしたがやっぱり節約したいと思いローカルバスを使うことにしました。

オーロヴィルでバス停の場所を聞きました。

結構な距離を1人でとぼとぼ歩いていると、

後ろから子供を乗せたお父さんバイクが来て

「どこまで行くの?後ろに乗りな」

どうやらお金も取らない純粋な優しさで乗せてくれるらしい。

安易に使うべきではないけど感動した。

着くとぱっとおろしていってしまった。

歩けば結構な距離だなと思うと、尚ありがたかった。

てか違和感なく乗ってたけどノーヘルやん!

人生初ノーヘルバイク。

その後バス停には到底思えないようなところで待つ。

謎のカラフルのワゴン車が走る。

日本でいう痛車てきなやつなのかな。 と思っているとおじさんに話しかけられた。


誘拐と親切は紙一重

さっきのバイク乗せてくれた人の話をおじさんにすると、この辺の人は優しいからなと言われた。

「バスは1時間に一本だぞ、これは俺のバイクだ!ビーチまで連れて行ってやろうか?」

画像1

連れってってくれるけどお金はもちろん貰うとのこと。

安く行きたいからバスで行きたいんだ。

というと じゃぁメイン道路のバスがいっぱい来るバス停まで連れて行ってやる。

30ルピーでといったので。 それならということで 結局またにけつで移動することになった。

移動中に何度も質問をされ

「お前はビーチにいきたいんだろう?」
「ビーチに行きたい でもバス停でおろしてね」

と何度も似たようなやり取りをしてた。

長い間乗っていて、気づけばそこはもうビーチだった。

もうビーチまで連れて行ってくれたのかと思った。

優しい人や、と思いチップも渡そうとしたら、300くれと言われた

は?

意味が分からん。

彼は乗る前に30と言ったという

確かにサーティーといったのに

今、彼はスリーハンドレッドという。

どんだけリスニング力のない僕でもサーティーとスリーハンドレッドは聞き取れる。

やられた。

結局もめていたらオートリクシャのドライバーが寄ってきた。

事情を話すと、それは高いね

で結局250ルピーだけでいいと話をつけてくれたみたいだ

それでも不満足だったらしく280渡した。

オートリクシャのドライバーには 「もうこんなバイクには乗らないことだねドンマイ」 みたいなこと言われた。

1時間に1本っていうのが本当かもわからない。

まぁでもバイクで街中を走れたことは楽しかったし、まぁいいでしょうって感じ。

インド人に金をとられインド人に助けられ。

インド人に騙されたとしてもインド人に救われればなんかめっちゃうれしい。

インド全体から翻弄されとんか...

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