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アドレナリンの放出「数学に強い人」

本日は、子育てを楽しむための「数学に強い人について、書いて行きたいと思います。

①数字に置き換え計算出来る
数字に強い人(単純変換型思考)「数字に置き換え計算できる」力があれば将来、経営計画に参画できる人になれます。
 そして『単純変換型思考』とは、無駄なものを省いたり、わかりやすく置き換えて解いていくことです。 
私の息子は、右脳トレーニングで育ててきたので、動体視力で一瞬見て、直ぐに暗算できるようになりました。
もちろん掛け算九九からお風呂で教え、大好きなカードゲームを通じて、数の計算は素早くできるようになりました。
尊敬する元メジャーリーガーのイチロー氏が「すれ違う車のナンバープレートの数字を一瞬にして計算してしまう」ことを知っていたので、そのような遊びも日常生活の中に取り込んでいました。
 ところで、数字に強い人はとにかく、カッコ良くみえるから、子ども達にも数字には強くなって欲しいのです。
総理大臣の政治演説や経営者のプレゼンテーションを見ても目標数値や達成数値、業績などを、正確な数字を使ってバシバシ演説されると、簡単に納得・説得されてしまうのは不思議です。 
英語の演説でも同様で、世界の共通語である英語で世界共通の数字をバシバシと説明されると、あっという間に説得されてしまいます。
ですから、子ども達にも「数字のマジック」を利用して、プレゼンテーションや交渉を有利にできる人間になって欲しいのです。  
その為には、プレゼンテーションや演説の際にもできるだけ、具体的でインパクトのある数字を駆使して説明できるように、幼い頃から、教育して、数字や計算の強い子に育ててください。
 数字と計算は一生付いて回るものですから、数字に強いことは一生有利な条件となります。
外国人を説得する時にも、数字を具体的に挙げて説明をすると、相手も納得されざるを得ません。次々に数字を挙げて説明できる人間は信用され、尊敬され易いものなのです。極端な話をすれば、英語なんか多少下手でも、数字はほとんど世界共通語のようなものですから、数字だけ英語で正確に発音できてしまえば、目的を達成できてしまうのです。
 私も外国との取引で一番気を遣ったのは、正確な数字と日時を間違いなくお互いに確認し合うことでした。
さもなければ、たちどころに億単位の損失に繋がってしまうからでした。
 子ども達への教育法としては、そろばんや掛け算九九、計算練習の「すすむくん」や100問計算の時間を計るスピード計算などはとても有効な手段です。
私が驚くのは、最近の小学生はかけ算九九の覚えがとても悪いことです。
私の昭和半ばの時代には、お風呂で掛け算九九を言えないと上がらせて貰えませんでした。ですから、かけ算九九はお家のお風呂で父親と絶対に覚えるものだという先入観すら持っていました。
最近の子ども達は、父親とお風呂にも入らない、入っても九九を一緒に暗唱する習慣が無くなってしまったようなのです。
そんなわけで、かけ算九九が上手く言えない小学生が続出しており、とても嘆かわしい問題です。
一度覚えてしまえば、一生涯使えるかけ算九九ですら、しっかりできないようでは、これからの人生を子ども達が一生苦労し続けるのは明らかです。
このような状況をそのままにしておいては、子ども達を不幸にしてしまいます。例えば、「スピード計算」は、計算が嫌いな子ども達にも駆けっこと同じゲーム感覚の要領で、時間内に計算を覚させるやり方なのです。
そろばん・かけ算九九・すすむくん・スピード計算・ナンバープレート計算・暗算・グラフ化の技術を幼いころから教えておくと、数字にとても強い子ども達が育ちます。 
また、家でも買い物計算ごっこ・おままごとなどを通じて、おもちゃのお金で、計算の練習をさせて金銭感覚や計算力を身につけさせることも大切なのです。 

②掛け算九九
子ども達が数に強くなる為には、かけ算九九の暗唱を早めに始めてあげてください。世界中にそれぞれの九九が有り、インドでは二桁同士のかけ算も覚えるようなのですが、日本流のかけ算は、日本人に合わせた日本人の知恵であり、子ども達にとっても必須のアイテムなのです。日本の小学校では二年生の後半に習うケースが多いようなのですが、それに合わせていてはいけません。
CDの掛け流し等を1年生から初めてあげてください。
かけ算が苦手な子どもの特徴は、
①書いて覚えようとする
②漢字が読めない、苦手→ふりがなをふってあげましょう。
③出来ない段を飛ばして逃げようとしている
④親がガミガミ怒ってうるさくて耐えられない
ケースが多いようです。
かけ算九九は、大きな声でリズミカルに発音したり、音楽に乗せて覚えることがコツなのです。
 子ども達がかけ算九九を覚えるには、親がお風呂で一緒に暗唱発表をすることが一番の近道です。
お風呂に貼れる防水のかけ算九九シートは100円ショップなどでも見かけるので、それらを使って一緒に暗唱練習をしてあげてください。昔はお風呂での暗唱が当たり前で、かけ算九九の暗唱に成功しないとお風呂を上がれませんでしたが、今の両親はかけ算九九をしてあげないケースが多いようなのです。
 お風呂を大事な家族のコミュニケーションの場として上手に活用出来れば、数字にも強く立派な人間に成長する筈だからなのです。

③プレート計算
子ども達を数字に強い人にしたいのであれば、プレート計算で遊ばせてみましょう。
プレート計算とは、元メジャーリーガーのイチロー氏が小さい頃からやっていたあのトレーニング方法のことです。
 それは、すれ違う車のナンバープレートの番号を使って、計算や数遊びをするゲームのことなのです。
 このゲームがイチロー氏の動体視力の発達や、瞬間的な判断、また中学校でのオール5の成績にも繋がっていたのです。移動時の退屈な時間を有効に利用してゲーム感覚で脳を鍛えることが出来るのですから、こんなに良いトレーニングはありません。
 車のナンバープレートを瞬時に見て、4つの数字の組み合わせで10を作るのは、けっこうおもしろいのです。
 最初は単純な足し算で答えを出して行きます。
添付写真の2046を例にすると、2+0+4+6=12と言う答えになります。
慣れて来たら、足し算だけで無く、+、-、×、÷と()だけを使って、数字の10を作ってみてください。
右脳をたっぷりと刺激されるので、驚く程、暗算や数に強い人に成長する筈だからなのです。
 子ども達にプレート計算を上手にさせたいのならば、先ずは両親がすれ違う車のプレートを見て足し算の結果を子ども達に教えてあげてください。
 子ども達はそんな遊び方があることを知らされて、面白がって自分も挑戦してみる筈だからなのです。
 最初は上手く行かなくても、少しずつ出来るようになると面白がって夢中になると思います。これを覚えるだけで、一生の移動が学習時間に変わるかも知れないので、知っているのと知らないのでは圧倒的な差になります。
 勉強が嫌いな子どもでも、自分の好きなスポーツにも役に立つと知れば、喜んで挑戦してみるので、将来きっと、数字に強い人になれる筈なのです。

④ペグワード
子ども達を数字に強い人に育てたいのであれば、ペグワード(七田式)を学ばせてあげてください。
 世界で戦う人々もトレーニングに使っているペグワードの練習方法を説明すると、
まずは基本となるペグワードを決めます。
01は、ワイシャツ02は、おに03は豆など、数字に対してのキーワードを決めます。実際の教室での取り組みでは、100のペグワードを覚えさせています。
次に、ペグワードに、覚えたいものを引っ掛けてお話をつくり自分のストーリーにまとめて行きます。
たとえば、キリン・りんご・プール・恐竜・猫・くしゃみを覚える時は、
01ワイシャツを着た キリンが りんごを食べた
02おにが プールで 恐竜と遊んだ
03豆を食べた 猫が くしゃみをしたのように、お話を組み立てて覚えていきます。
 ペグワードで暗記すると、「○番目に覚えたものの○つめ」が、すぐにわかるようになります。
自分でペグワードを作って覚えておくと、活用しやすいので、ぜひ親子で楽しいお話をたくさん作って、遊びながら記憶力をアップさせてあげてください! 
 お話を作ることが出来たら、次はそのお話をイメージ化するのです。つまりは、短編映画のようにハッキリと見える映像として頭の中で編集して行くのです。
 YouTubeの動画に置き換えると分かり易いかも知れません。子ども達がYouTubeの作品を頭の中でドンドン完成させて行くのです。数字とイメージを連携させて行くことで記憶力が驚く程向上するので、確かめてみてください。
 子ども達にペグワードを覚えさせるには、七田式のようなペグワードの教材を準備してあげて、数字とイメージを連携させる練習をさせてあげてください。
 子ども達は、あっという間にマスターしてしまいます。複雑な数字を記憶しなければならない時にも、ペグワードを切り口に頭の中で整理された引き出しから、上手に必要な記憶を引き出せるようになる筈だからなのです。

⑤円周率
子ども達を数字に強い人に育てたいのであれば、円周率の暗記をさせてあげてみてください。
円周率の覚え方は、
①ペグワードでお話を自分で作って覚えて行く方法
数字を言葉に置き換えて、ストーリーとして覚えて行く方法です。
②語呂合わせで覚える方法は、
産、医師異国に向かう産後、
(3.1415926535)
薬無く産痛さ走る
(8979323846)
二浪し散々破産に泣く
(2643383279)
これには芭蕉一句ない
(5028841971)
リュックサック草薙入れ
(6939937510)
荒野に湧く梨食うヨーヨー
(5820974944)
ごっくん兄さん女はいるし
(5923078164)
オウムにハムに親食う食う
(0628620899)
ハムには大さじバニー粉
(8628034825)
三時に時報(117)オウム鳴く
(3421170679)となります。
③歌で覚える方法は、
七田式(しちだ)歌って覚える チャレンジ!円周率
4ケタずつ分けてあるので、視覚的にも覚えやすい!
1曲に円周率が100ケタずつが、暗唱にちょうどいい!
5曲それぞれが特徴のある歌で、楽しい♪
暗唱の確認にぴったり!書き出しページ付きです。
楽しくカラオケ感覚で歌いましょう。
④そのまま暗記する方法は、
円周率をそのまま頭にインプットしたいなら、何度も口に出して読み上げることです。
部屋の目立つところに円周率を書いた紙を貼るなどして、1日に何度も暗唱するとよいでしょう。「3.1415・9265・3589…」のように小まめに区切って、リズミカルに読み上げると覚えやすくなります。
以上から、自分に合った方法を選んで練習すれば、少なくとも100ケタ位までは覚えられるはずなので、一番好きなやり方で挑戦させてみてください。
 子ども達に円周率を覚えさせたいのであれば、両親もある程度までの円周率を記憶しておいて、お風呂に入った時とか、時間が空いて暇な時に、「円周率言ってみて」と声掛けをしてあげてください。子ども達は、得意になって呪文を唱えるようにして、円周率を発表してくれる筈だからなのです。

⑥そろばん
子ども達を数字に強い人に育てたいのであれば、そろばんやそろタッチを学ばせてあげてください。
 昔から「読み書き算盤」と言われて来たように、重要な能力の一つであるそろばんは、6つの能力アップに驚異的な効果をあげるお得な学習方法なのです。
そろばんの効果は、
①注意深く観察する力
②イメージやヒラメキの力
③記憶する力
④集中する力
⑤情報を処理する力
⑥速く聴き・速く読む力 
そろばんを習っている子ども達は、右脳が活性化されることで、処理スピードも速く、算数や数学でつまずくことがほとんどありません。
 一方でそろタッチは、そろばんの仕組みをiPadで応用した、IT時代ならではの新しい暗算学習法なのです。
そろタッチを学ぶことで、短期効率的に一生の財産となる「イメージ暗算」(そろばん式暗算)の能力が身につきます!
 iPad上でそろタッチのアプリを登録し、タッチすると色がつく、みえるモードで操作を覚え、速く正確に出来るようになったら、色がつかない暗算モードで頭の中に珠の形を浮かべ、イメージ力を鍛えます。 
 適齢期の子ども達が、2つのモードを毎日練習すると、計算を画像処理する「イメージ暗算」の能力が身につきます。
 2000年の歴史を持つそろばんの仕組みを、iPad上にオンオフ式で展開し、暗算モードを付加したことで、「イメージ暗算」習得を目的とした新しい暗算学習法を実現出来るようになったのです。
 子ども達にそろばんやそろタッチを習わせたいのであれば、それぞれの教室に通わせてあげてみてください。
 教室では、検定試験、ランキング発表等を通じて子ども達のモチベーションが大いに刺激されることでしょう。
ゲーム感覚で夢中になって、毎日のタスクをクリアしようと、知らない間に頑張れてしまうのです。
 最初のトレーニングや細かな指導は教室で教えて貰ったならば、後は自宅に帰って、自分で自発的にどんどん進めて行くことが、上手になる為の秘訣なのです。
 短時間で集中して、納得が行くまで、毎日でも挑戦をさせてあげてください。きっと数字に強い人になれる筈だからなのです。

⑦計算ドリル
子ども達を数字に強い人にさせたいのであれば、計算ドリルをやらせてあげてください。
 ただし、いきなり頭の中での計算から入るのでは無く、積み木を使って身体で体感として数の概念を覚えさせてあげてください。
 計算ドリルは、初めのうちは簡単なレベルのドリルで弱点をチェックしましょう。両親がレベルをチェックして、子ども達に合ったボリュームの少なめのドリルを与えるようにしてあげてください。
 自分のレベルにあったドリルなら、すらすらと作業が進むはずだからなのです。この段階でのドリルは、勉強をする習慣をつけること、1冊の教材をやりとおす経験をさせることが主な目的になります。
問題が難しくて苦手意識をもってしまわないように気をつけてあげてください。
 そして、慣れて来たところで、徐々にドリルのレベルを上げてみてください、
 例えば、そろばん教室で使われている「すすむくん」は、小学校入学前の幼児にもお勧めの計算ドリルです。
 最低同じ計算ドリルを2回転以上、終了させれば準備はOK、小学校に入っても計算自慢の子どもになれる筈だからなのです。計算を早く行うコツは、例えば8+7は15や4+6は10と認識し、最初からパターンで答えを覚えてしまい、計算しないで答えを出して行くことも一つの方法なのです。
 計算ドリルに十分慣れたならば、100マス計算をタイムを計って挑戦させてみてください。タイムを計ることでゲームになり、びっくりするほど集中力がアップします。
 100マス計算とは、縦10×横10のますの左と上にそれぞれ0から9(最初は1桁の場合が多いですが、慣れて来たら2桁に増やします。)の数字をランダムに並べそれぞれ交差するところに指定された計算方法(加法、減法、乗法、除法など)の答えを記入する計算トレーニングなのです。子ども達は驚くほど集中して計算に夢中になる筈です。バックミュージックとして、運動会に使われるテンポの良い音楽を流してあげると、さらに集中力が増すのがハッキリと分かるので面白いです。
 また、仲間達と競争させたり、自分のベスト記録を狙うことでさらにモチベーションがあがり、素早く計算するスピードも着いて来るようになります。
 子ども達が計算ドリルを得意になる為には、子ども達に計算ドリルを準備して、与えてあげてください。
 手作りでも良いですし、インターネットのちびむすのサイトからダウンロードしても良いですし、書店で購入しても良いと思います。
 算数から勉強につまずくケースが多いので、小さい頃から計算上手にして、自信を付けさせることが将来に大きく関わって来ますので、是非ともしっかりと、数字と仲良くさせてあげてください。

⑧経営計画に参画出来る人
数字に強い人(単純変換型思考)「数字に置き換え計算できる」力があれば将来、経営計画に参画できる人になれます。
 数字やお金に対するソフトスキルは、利益を上げる為には必須となります。
 しかしながら、日本ではどちらかと言うと、お金は汚いものなので、お金に関しての教育はしないのが一般的となっているのです。
それでは、大人になったら困ってしまいますし、まして会社の財務や家計を管理することも難しくなってしまうのです。
 長期的な視点に立ち、色々な問題が起こった際にも資金繰りがしっかりと出来なければ、会社も家庭も存続出来なくなってしまうので、経理の数字はいつも頭に置いておかなければならないのです。
 その為には、子ども達が幼い頃から数字やお金に関する計算を身近なこととして、身につけてあげて欲しいのです。
 お金の大切さや、お金の価値をしっかりと意識して生活することで、子ども達にもお金を計算する習慣が身につくからなのです。

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