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ヨコミネ式 114

 ヨコミネ式の幼稚園では、子育ての目標を「子供の自立」と考えています。
 子ども達が自分で考え、そして最後までやりきる。子ども達が自分で乗り越えると、その分だけ力が身につきます。そんな経験が「自立した子どもを育てる」上で大切なのです。そして褒めるのではなく、認めてあげることも大切なので、上手に出来たときには「100点、合格!」と言ってあげましょう。逆にできなかったら、「30点、やり直し!」と短く言ってやり直しをさせてみましょう。
 家庭では、基礎の基礎である「読み・書き・計算」に取り組むのがおすすめです。子育てには、飴と鞭が必要なので、状況に応じて「無視する」「突き放す」というテクニックも家庭で使ってみてください。また「できる!」を積み重ねるためには、「少し難しいことに取り組ませる」と子ども達はどんどん勉強が好きになって、次第に難しいことにもチャレンジしてくれるようになります。
 ヨコミネ式は、『学ぶ力』『体の力』『心の力』という3つの力を重要視しており、子ども達が自分で考えて答えをみつけることで、自ら学ぶ力、体の力、心の力を育むのです。両親は、子どもが「難しいから教えて!」といったときだけヒントをあげて、あとは見守っているだけで良いのです。絵本は読んであげるのではなく、簡単な絵本を子どもが両親に読んで聞かせるのです。子どもの自分で読む練習にもなりますし、両親は自分達のことをしながらでも聞けて楽なので、お互いにとって良い取り組みになります。 子ども達はみんな天才なので、たとえ時間がかかっても必ず自分で解決出来るのです。
ヨコミネ式教育法「4つのスイッチ」とは、
①子どもは競争したがる
 子ども同士で刺激を与えあうことが、やる気を保つための原動力となります。
「負けたくない」「もっとできるようになりたい」そんな子どもの自然な競争心を大切にします。
②子どもは真似をしたがる
 お手本となる子どもの様子を観察することで、「自分にもできるかもしれない」「やってみたい」という向上心を育みます。
③子どもはちょっとだけ難しいことをしたがる
 子ども達はできるようになった「簡単なこと」には飽きてしまいがちなもの。しかし逆に「難しすぎること」を強要されるようでは、やる気を失ってしまいます。一人ひとりの子どものペースにあわせて、少しだけ難しい課題を与えることで、子どもの育ちをサポートしていきます。
④子どもは認められたがる
 褒められれば誰でも嬉しい気持ちになるものです。ヨコミネ式教育法では、子どもの「できること」「成功体験」を積み重ねていくことで、子どもの達成感や自信を生み出し、自然と意欲が高まるように工夫しています。
 ヨコミネ式教育法でもうひとつ大切にされているのが「才能開花の法則」と呼ばれるもので、
「できることはおもしろい→おもしろいから練習する→練習すると上手になる→上手になると楽しい→次の段階に行きたくなる」という積み重ねによって、子ども達の持つ力を引き出してあげる法則を指しています。
 以上のように、もし子ども達の主体性を伸ばしてあげたいのならば、インターナショナル系の幼稚園に入れるのでは無く、ヨコミネ式の幼稚園に入れてあげましょう。英語が下手なことでは無く、主体性の欠如こそが日本人最大の弱点だからなのです。 怪我をし易いことがデメリットと考えるご家庭もあるようなのですが、その怪我を乗り越えれば、もっと強く丈夫になれると言う当たり前のことを忘れてしまってはいけないのです。      将来大きな壁にぶつかっても、克服出来る強さを鍛えておかないと、潰れてしまうからなのです。   温室育ちでは、そのような強さは鍛えられないからなのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さん達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。  

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