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疎開地生活のすすめ

 東京は今や世界一の人口過密地域となっています。人口が過密になるとそれに伴いリスクも高まります。想定される具体的なリスクは、核ミサイル攻撃の対象になりやすいこと、サル痘等のウイルスが拡散し易いこと、地震、津波、富士山爆発の際に被害が大きくなること、石油供給停止の際には、電力等の供給不足に晒されてしまうことなのです。
 戦時中には、疎開と言うシステムがありました。
「空襲や火災などによる損害を少なくするため、都市部の住民や官庁、軍需工場、民間企業などの産業を田舎へと避難(移動)させること」が疎開の目的でした。
 日本もリスク管理を考えて、東京の郊外に疎開を進めて行く必要があると私は強く感じています。
 疎開先は様々な地域が候補地になりますが、そんなに遠くまで行かなくても疎開が可能となる、千葉県の地域について考えてみました。
具体的には、勝浦、鴨川、大多喜、茂原市を候補地にあげてみました。
疎開地の選定に関しての審査項目は、
① 自給自足生活は可能か
休耕田・畑となりうる土地が沢山ありそうです。
そこでは、高級果樹栽培、いちじく等の栽培も出来そうです。
②保存可能な作物栽培と加工保存施設
この問題も魚類、果樹、野菜類で可能になると思います。
③自宅建設
里山の資材を使って、自分の住む家を建てることも可能だと思います。
④エネルギー確保
天然ガスで自家発電が可能です。
温泉利用、バイオマス、井戸、薪を使って水光熱費をほぼタダにすることも可能になります。
温泉を使って、高級魚の養殖、サウナ、日光浴、森林浴、砂風呂などのレジャーにも活用が可能です。
⑤海が近いので、うなぎ取り、魚釣り、養殖レストラン、魚介類での産業開発も可能です。
⑥農業体験用農場
生産する農家だけでは無く、チーズやアイスクリームの直販農家、体験学習型の農業の運営も可能です。
⑦付加価値の高い畜産
幻の鶏や烏骨鶏の飼育や高級卵、高級和牛の飼育が可能。
⑧キノコ栽培
技術があれば、環境は整っているので、安定的な生産が可能になります。
高級キノコの生産にも力を入れて行くべきなのです。
⑨発酵食品、スイーツの開発と販売
地元の酒蔵があるので、麹の技術を応用した保存可能で健康的な食品開発に取組むべきなのです。
⑩川と水源の確保が必須
南房総は水源が不足する傾向があるので、井戸や貯水の確保に気を付ける必要がありそうです。
 千葉海辺の温暖な気候は、ハワイや椰子の木、芝生、熱帯花、砂浜海岸といった良いブランドイメージと繋がります。
 また、都心にも足を伸ばせば通える距離なので、疎開と行っても辺境の地では無いのです。
 疎開地で実現させたいことは、
①クリエイティブな人財を育て展開する仕組み
②束の間月替わりシェフ、スイーツレストラン
③施設ごとのデザインコンペ、美術館
④語り合える場所、サロンの提供
⑤定期的なイベント、アーチスト登場
になります。
 昭和型のリゾート太陽村、越後湯沢、軽井沢等のイメージに踊らされては駄目なのです。
メタバース時代のライブスタイルを生み出して行かなければならないのです。

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