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緩衝力 270

 子ども達にセルフコントロールの力をつけさせたいのならば、先ずは子ども達に緩衝力を付けさせてあげてください。
 緩衝力とは、対立する物の間にあって、それらの衝突や不和を和らげること、また自らがその働きを担うことなのです。たとえば、喧嘩の仲裁役となったり、接点が無く馴染みの無い同士の仲を取り持ったりするイメージなのです。
 仲裁役を上手くやれる人の特徴は、
①コミュニケーション能力が高い
②気を遣える
③平等に振る舞える
④ユーモアのセンスがある
⑤相手の立場で考えられる
⑥冷静沈着
⑦聞き上手
⑧説得の仕方が上手い
⑨長所を持ち上げるのが上手い
⑩共感、同調力が高い
①①上手に距離感を置ける
①②平和主義者なのです。
 幸い、日本人にはこの手のタイプの人間が多いので、直ぐに裁判に持ち込む米国等と比べてみると、我々はストレスが少ない恵まれた環境にいるのだと考えます。
 そんな環境で生活しているからこそ、子ども達に緩衝力をつけさせる為にも、普段の生活の中でのちょっとしたトラブルにも目を瞑らずに、積極的に仲裁役を買って出るような人間に育ててあげてください。それには両親が、実際に見本を見せて、人々のトラブルを解決して笑顔になる場面を体験させてあげることが何よりも大切なのだと考えます。
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。 

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