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信頼失墜の時代へ

 人間の社会活動で一番大切なものは信用です。
コロナウィルス問題が、この事をハッキリと浮き彫りにしてしまったので、これを受けて今後の世界情勢も大きく転換して行くことでしょう。
 現在、大きく信頼を失墜して、立ち直れない状況にあろうは、以下の機関になります。
①中国共産党
武漢の研究所がウイルスの発生源と言われておりますが、当局は一切認めず、謝罪はおろか、国際社会と協力する姿勢も見せないことから、世界中の信頼を損ねてしまいました。また、ロックダウン等により、部品や製品の納入がストップしたことで世界的なサプライチェーンを分断する結果となり、世界経済に大きなダメージを与えてしまったのです。一度失った信頼を回復することは難しく、中国からの撤退を進める国際企業が増えて来ています。信頼を得るにには、長い年月を要しますが、信頼はたった1夜にして失われてしまいます。今後の中国は共産党が無くならない限りは、信頼を回復することが難しそうなので、立ち上がれないほどの痛手を負ってしまいました。
②国際機関
コロナやウクライナ問題でWHOやNATOや国際連合の信頼が落ちてしまいました。多くの人々が役に立たない、必要無いと感じたことでしょう。
特に日本は多額の運営資金を出していることからも、不信感を高めており信頼を失ってしまったのだと感じてしまうのです。
③中央銀行
最近の1ドル137円代の急速な円安によって、日本の中央銀行である日本銀行への信頼が低下していることは明らかです。ある英国のヘッジファンドは、日本国債の空売りを公然と仕掛けて来ています。
現段階で日本銀行が金利を上げてしまうと、今度はドルへの信頼が低下して、世界的な株価大暴落と金融危機を招いてしまう恐れからも米国FRBは日本銀行に圧力を掛けているのだと予想がつきます。日本は未だに米国の占領下にあるので、大人しく米国の指示に従うのでしょう。
そんな日本銀行や日本政府への信頼性は低下する一方なのです。
④アベノミクス
安倍元首相の暗殺によって、アベノミクス景気も終わるのかも知れません。アベノミクスは日銀ETFにより、人為的に景気をよく見せる為の出口の無いインチキでしたので、責任者がお亡くなりなったことで、責任転嫁や撤退がやり易くなるのかも知れません。来年4月任期切れの黒田総裁が財務省出身であることから、後任には日銀出身の雨宮正佳副総裁や、前副総裁の中曽宏大和総研理事長が有力視されています。安倍元総理は日銀人事に関し、積極緩和を唱えるリフレ派を重用してきましたが、金融政策の先行きを占う上で岸田首相の人選が注目されそうです。
抱え過ぎた日本国債や株式によってもし日銀が債務超過になるようならば、日本の信頼は大きく崩れてしまうのではないでしょうか。
⑤大手銀行
ATMシステムで頻繁に起こる障害、増大する手数料、低金利によって、大手銀行への信頼が弱まって来ています。多くの庶民が、もはや大手銀行は必要無い、銀行預金は止めようと考え始めているように感じます。もし今後世界でハイパーインフレが続くようだと、銀行を信頼して使う人々が居なくなってしまうのかも知れません。
⑥旧式金融市場
コロナでサプライチェーンが分断され、経済成長が鈍化しているにもかかわらず、行き過ぎた金融緩和政策やヘッジファンドのレバレッジを掛けた過激な投資により、経済市場はバブル化が大きく膨らんでしまいました。膨らみ過ぎた風船は、必ず何処かで弾けてしまいます。
上部だけの信頼や価値は、いつかは化けの皮が剥がれてしまうのです。
バブルの崩壊と一緒に信頼まで失わないように、
注意して、旧式金融市場は初めから信頼してはならないのだと、今のうちに気が付いて欲しいのです。
⑦医療制度
コロナ対応では、命を掛けて頑張ってくれた医療関係者が居る一方で、医療体制、薬品に対しての不信感が高まったのでは無いでしょうか。
なぜ効果のある筈の日本の治療薬が認可されないのか?ワクチンの副作用が隠蔽されているのでは?なぜワクチンを3度以上も繰り返し打つ必要があるのか?なぜ第七波が起こっているのか?
不信感ばかりの今日この頃なのではないでしょうか。
⑧満員電車の労働スタイル
リモートワークと言う労働形態に目覚めた日本人なのにもかかわらず、未だに満員電車は無くなりません。むしろダイヤ改正時に電車の本数を減らし始めているのです。
今後の方向性としては、無人運転、省エネ運転、
着席型の車両の増発を通じて、満員電車を無くすべきなのではないのでしょうか。
⑨マナー
日本人のマナーは世界一だった筈なので、コロナ問題を経験してさらにバージョンアップしてくれるとばかり思っていましたが、残念ながらマナーの低下を感じてしまいます。
第七波が広まり始めた原因の一つがマナー低下なのだと思います。自粛期間のストレスが爆発して、マナー違反に繋がっているのかも知れませんが、日本人の信頼性を損なうような行動は謹んで欲しいのです。
⑩政治家問題
今回の参議院選挙では大きな革命が起きました。
youtubeでの活動を通じて、NHK党や参政党が議席を獲得したからなのです。
無駄な経費を使って選挙ポスターを貼ったり、選挙カーを使った街頭演説をするのは時代遅れとなりつつあるのです。反対にSNSやTwitter等のインターネットメディアを使って選挙活動を行えば、経費を抑えることが出来ることを証明してくれたのです。経費だけで無く、議員の数も減らす事が可能になる筈で、1票の格差と言われる憲法違反も撲滅しなければならないのです。
 昨今の世界的な混乱を通じて、信頼されているモノと信頼を失ったモノの差が大きく未来を決めて行くでしょう。
 日本人は今までの信頼を守り続けて、今後も世界一信頼される国民になって行かなければならないのです。

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