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1分間スピーチ 138

 これからは発信型の時代になります。子ども達には、1分間スピーチが出来るように訓練させてあげましょう。そして1分間スピーチの中でも、はっきりとNoと言える練習をしておきましょう。
短い時間の中で、ズバットNoと言い切るのは、とても難しいことなので、日頃からしっかり練習をしておきましょう。
 1分間スピーチのコツは、
① 最初に結論を言う
 言いたいことを、はっきりさせる為、また聞き手を惹きつける為にも、最初に結論を持ってくることが重要なのです。
 また、時間が1分間しかない中、説明が長ったらしいとダラダラした印象になってしまいます。重要なポイントを伝える為にも、1分間スピーチでは全体を30秒ずつ2つに分け、簡潔に構成するようにしてみてください。

②5W1H
 短い1分間スピーチの中にも、いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように、と言う5W1Hを入れることで、聞き手に分かり易く内容を伝えることが出来るようになります。
 また、発表の原稿を書く時にも5W1Hを意識することで、筆がスラスラと進んで行くので、5W1Hがとても重要な要素になります。

③一つの題材について絞って語る
 1分間スピーチのネタを調べるうちに、話したいことがたくさん出て来てしまうでしょう。
しかし、テーマが多くなればなるほど、聞き手は混乱してしまいます。
 聞き手がわかり易く、すんなりと理解出来るように、一つの話題に絞って話すようにしてみましょう。

④暗記出来るまで反復練習をする
 1分間スピーチの前には、原稿をスラスラ暗記できるようになるまで、反復練習を行いましょう。
 原稿を見ながら話すのでは、たとえ内容がしっかりしていても、聞き手に自信の無い印象を与えてしまいます。
 また、1分間は思ったよりも長いものです。話すスピードによっても時間が余ったり、逆に途中でつまずいてしまうと、時間が足りなくなるケースも考えられるのです。毎回、時間を測って原稿を読む練習を必ずしておきましょう。

⑤自信を持って堂々とハキハキ話す
 たとえ内容が良くても、ぼそぼそと喋る人のスピーチは、聞き手に上手く伝わりません。
 1分間スピーチを行う際には、聞き手の顔をしっかりと見て話すように意識し、堂々かつハキハキと発表するように練習してください。
 口を大きく開けて、大きな声でハキハキと発表することを意識し、もし聞き手が10人いたならば、10人全員がしっかりと、同じ内容に理解出来るように事前に何度も1分間スピーチの練習を行いましょう。

⑥テーマを分かり易いタイトルにする
 1分間スピーチの質を大きく変えるのは、タイトル
なのです。聞き手がイメージし易く、分かり易いタイトルにすることで、聞き手の関心が高まり、集中して聞いてもらうことが出来るようになるからなのです。

⑦普段からレパートリーを増やしておく。
 たとえ、突然1分間スピーチをすることになっても直ぐに発表出来るように、自分のレパートリーを持っておくことも大切です。
 自己紹介は必須になりますし、自分の大好きなこと、今まで自分がやって来たこと、最近のニュースについて、日本や自分が住んでいる地域について等、日頃から意識して練習しておくことも大切なのです。
 お父さんお母さんは、普段からお家で子ども達に1分間スピーチをさせて、それを聞いてあげてください。大勢の前で発表することに慣れていると、本番の時も恥ずかしがったり、躊躇すること無く堂々と発表出来るようになるからなのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さん達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。  

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