(妄想日記)彼女と水族館に行って来ました。

先日付き合い始めた彼女「スズキヒロコ」ちゃんと水族館デートをしました。

肌寒いけれどよく晴れた天気に誘われ、一緒に冒険に出ることに決めました。目的地は都会の喧騒を離れた穏やかな海辺に佇む水族館でした。

その場所できっと新しい冒険が待っていることを予感し、ワクワクと期待に胸を膨らませながら朝からずっとLINEでやり取りを重ねて出発しました。

水族館に到着すると、そこには透明な水槽に収められた色とりどりの魚たちが、優雅に泳ぐ様子が広がっていました。

「わぁっ、これすっごいよ!コウタくん見て見て!」

彼女が僕の服の袖を引っ張りながら水槽を指差します。

「どれどれ。うん、面白いねこの魚。なんかヒロちゃんに似てる気がするよ」

「えー、私はこんなにむくれてないよー。もっと可愛らしい魚の方が良いな」

「そっか。じゃあ、あれとかどう??」

そんな会話をしながら水槽を順番に見ていきました。少し時間が経つと人が多くなり、離れ離れにならないようにどちらからともなく手をつなぎました。彼女の手は少し汗ばんでいて、それがかえって心地良さと幸福感を感じました。

色々な生き物たちがいる水槽を見て行き、海の奥深さや生命の不思議さに思いを馳せました。彼女は小さな手をガラスに押し付け、満面の笑顔で「コウタくん、これって本当に不思議だね」と言いました。

水族館の奥深くには、ジンベエザメやイルカなどの巨大な生き物たちが住む大きな水槽がありました。その迫力に圧倒されつつも、僕たちは互いに感嘆の声を交わします。僕は彼女に手を引かれ、この短い冒険の中で新しい発見や感動を彼女と2人で共有することの素晴らしさを実感しました。

昼食は水族館内に良い感じのカフェがあったのでここにしました。彼女は季節のスープカレー、僕はナポリタンを食べました。

食べながら、先ほど得た新しい発見を話し分かち合うと、お互いの好みや興味をより今まで以上に深く知ることができました。

午後は水族館の外に出て、海辺を散策しました。波の音や潮風が心地よく、僕たちは静かで心穏やかな時間を過ごしながら、お互いのことをより深く理解しました。

夕方になり、夕日が海に沈む美しい瞬間を彼女と一緒に眺めました。僕は心の中でこの特別な日を永遠に記憶に刻むことを決めました。

帰り道はずっと手をつなぎながら歩きました。
彼女は微笑みながら

「素敵な一日だったね。コウタくん、ありがとう」

「僕も今日は本当に楽しかったよ。ヒロちゃん、ありがとう」

そして夜に差し掛かる夕暮れの中、僕たちは水族館の冒険から日常へと帰ってきました。