見出し画像

至福の家事、料理の悦び

料理をするのが楽しい。
身体が欲している味を自分好みにつくれるし、料理中に出る音や香りも生活を豊かにしてくれる。

小松菜の茎を丁寧に洗う水の音、
舞茸やシメジと豆苗をフライパンで炒めるジュージュー音、豆板醤とにんにくを油で炒めて広がる香り。
お日様の光と、冷たい空気を感じながら好きなラジオをかけたりもする。


コロナの影響で外に遊びにいけなくなり、
料理のレパートリーが増えた。白玉粉でつくる大福や、マドレーヌ、スコーンといった比較的簡単なおやつ系。どれも材料を混ぜて加熱するだけ。

プロが作るものよりも素朴で安心する甘さ。インスタントコーヒーやミルクを添えて至福のおやつ時間になる。

美味しいものを食べられるときに感じるしあわせは二種類ある。『美味しさ』のしあわせと、美味しさを感じられる『いま』へのしあわせ。

健康や、一緒に居てくれる人の存在、時間的な余裕等々、どれか一つが欠けても『美味しい』と感じられないと思う。
料理をすると、そんな有り難い『いま』を感じさせてくれる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?