水野しず「解決」を読んだ

GW前夜に注文していた本がとどきお風呂の中で読んだ。（至福で最高。）水野しずさんの「解決」。インスタグラムで一般の人から募集した悩み相談等について簡潔に回答されているものをまとめた本。
※なぜか私の買った「解決」には同じ内容のページがいくつかありました笑これはミスなのか狙いなのかわかりません！でもOK！！

どれもおもしろい（要するに自分のあたまで何事も考え不足であり、それについてわかりやすく簡潔に記されて改めて気付くという経験をなんどもさせられました。）特に気づきが多かったものを載せさせていただきます。

「やる気」は全員ない

よく考えるとこれも至極当然の話。やる気という漠然とした言葉が独り歩きしていて、やる気という実態があると勘違いしているだけ。睡眠に対するやる気、なんとか資格を取るために必要な数学を学ぶやる気、ラーメン職人になるために麺の材料を買いに行くやる気。そもそもやる気には、何に対するやる気か考える必要もある。

やる気、の前にやるべきこと（歯磨きとか）がまずあるのが大前提。
生きる上でのやるべきこと。それはきっと生物だから勝手にできる（できないときもあるけど、その時はまずは寝てゆっくりすればOK）。
でも自分も前澤さんやホリエモンやHIKAKINさんみたいに「やる気」がないなぁとうっすら悩んだときがあった。までも冷静になればなぜ比較する？っていうことで。それにそもそもやる気という漠然とした気力や感情なんてそもそもないから何も問題は起こっていないことに気づく。
※こんな感想文がつづきます、、、。

ライト,ついてますか: 問題発見の人間学

この本でも読んだけど、そもそも「問題」とは
「自らが望む状況」と「実際の状況」のギャップである、
と書いてあった。
でも！！この「自ら望む状況」というのが、「メディア・マスメディアの氾濫」のせいで、いろいろ「望まさせられている」（受け身）になっているせいで、問題がある・悩んでいると思い込まされているだけということに気づかされる。
そもそも　自らが望む状況とは何か、何を望んでいるのか、なぜ望むのか、どうしてそれを自分がやるのか（ほかの人でもよくない？）はすっとばし、誰かにとって都合のよい「望む状況」（結婚やら、お金持ちやら等々）を見させれているだけっていう。

勉強勉強勉強勉強思考思考思考思考

結局これですよね。勉強って「問いを自らたてて自ら解決する」過程だとおもう。好き嫌いは食べ物とおなじで「人それぞれ」正解はない。
私自信、スーツのコスプレをしながらサラリーマン演技を真面目にさせていただいているなからで「自ら問いを立てる」大切さを痛感しております。
だってべつに何のやる気もないし、美味しいものたべて愉快な音楽ききたい、カッコイイテクノロジーをつくりたい、体験したい、ともだちとたのしく話したいくらい。家族の健康が何よりだし、戦争は反対だし、自殺している人がいる社会は変だとおもうし、死刑反対だし、、、

なんとなく暇だな～　なんか刺激ほしいな～
カジノいきたいな～と
資本主義洗脳どっぷりになり、無気力になるけど（危ない）この
考えること、新しいこと知りたい好奇心に従ったほうがしあわせなのは分かった。（YouTubeで面白そうな動画を指で上下しているあの時間は必要だけどずっとあれはしんどい。）楽しいことをさがしているのか、楽しいこと探させられているのかよくわかんなくなるあの感覚、、、。
スマホはスロットマシンと同じだから、こんな風に人を魅了する仕組みを作り上げている人たちこそが本当に楽しんだに違いないといつも感じる。（オーシャンズ11のようイメージ。他意はありません。）

「蛇口ヒネる以外の全過程に目を向けた方がいい」

この文章もだいすきです。ほんとこれだよな～
ボタン押せば、検索すれば、お金出せば、いろんな工程あるけど
お客様視点の行為は結局なんも自分視点で生み出せてないし、
つかれちゃうワガママにしかならないと感じる。

お金をかける・足を運ぶ・よく調べる

（こんかいあえてこういう視点で３つ解決の内容を挙げているけど）
こうやってみると、水野しずさんは本当に誠実な方だとわかる。かみしめていきている。丁寧な暮らし。丁寧すぎる暮らしの実践者。サービス業従事者の模範。ほんとうにあたまがさがります。いつもありがとうございます。
無自覚な洗脳にきをつけつつ、自分と、そのうえで周りの人のハッピー第一主義教でいけたらいいですね。

最後に私が大好きなDJさんの動画をシェアします。こんなハッピーなダンスパーティー最高じゃない？？