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保健体育のあり方

私は来年度から保健体育科の教員としての道を歩み始めます。

ふと疑問に思ったことがあります。
なぜ、教育が必要なのか
その中で保健体育はどんな役割があるのか

教員としてどんなことを大切にして授業していけばいいのかを考えました。

教育・体育の目的・目標


教育基本法には

教育の目的
教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。

教育の目標
教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。

一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。
二 ...以下省略

と記載されています。


また、高等学校学習指導要領には

体育の目標
運動の合理的,計画的な実践を通して,知識を深めるとともに技能を高め,運動の楽しさや 喜びを深く味わうことができるようにし,自己の状況に応じて体力の向上を図る能力を育て, 公正,協力,責任,参画などに対する意欲を高め,健康・安全を確保して,生涯にわたって豊かなスポーツライフを継続する資質や能力を育てる。

保健の目標
個人及び社会生活における健康・安全について理解を深めるようにし,生涯を通じて自らの健康を適切に管理し,改善していく資質や能力を育てる

と記載されています。

まとめると

教育の目的には
心身共に健康でいること

目標には
健やかな身体を作ることが含まれています

つまり、教育において保健体育は重要な役割を持つ教科である

と言えます。また、

体育の目標
生涯を通じてスポーツライフを継続すること

保健体育の目標
健康を管理すること

が記載されており
したがって、高校体育では生涯において自身の健康を守り豊かな人生にするための知識をつけ実践力を養う必要がある

ということが言えます。

まとめ

保健体育は教育の目標を達成することに不可欠であり、その基盤にもなります。
また、保健体育を通じて人生をより豊かなものにする。
改めて調べてみるとこうした目標や目的がはっきりと記載されていました。

我々教員はその目標達成のため、生徒に正しい目的を伝え、人生をより豊かなものにするために必要な知識や方法を伝えていかなければいけないと改めて知ることができました。

本質を知る

今回は教育、保健体育の本質を知ろうと教育基本法や学習指導要領を参考に改めてし、考えてみました。

そうすることで、教員の役割や目標、目的が明確になり、どういうことを伝えていくべきなのかがよりクリアになったと思います。

何事も本質を知るというのはその道を極めるためには必要不可欠ですね!

これからも様々なことの本質について考えていきたいと思います!


ここまで読んでくださりありがとうございます
みんなでより豊かな人生、世の中を作っていきましょう☺️

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