ダダ

noteの名前を”Dada"にしているが、ハンドルネームの由来を描いてみた。

210718 エッセイ

岩手県への出稼ぎが終わって、北海道に戻って、娘夫婦と同居したとき、生後10か月だった長女の2番目ひな(仮名)。
長女夫婦が転勤するまで、約2年間同居した。
2歳年上のおねーちゃんのさき(仮名)がお喋りで、ひなが話しかけられも、さきがペラペラと答える。

ひなにしてみれば、自分が答えなくても、おねーちゃんが代わりにこたえてくれるので、喋らなくていいと思っていたのかもしれない。
さきが2歳のころと比べると、全然喋らないので、長女夫婦も障害があるかと心配していた。
わたしのことを、「じ~ちゃん」と言っているらしいが、「ダダ」としか聞こえない。

3歳になると、堰を切ったように喋り始めた。
「じ~ちゃんと言ってごらん。」というと、キチンと「じ~ちゃん」と発音した。
で、私は自分を指さして、「この人、誰?」と聞くと、大きな声で「ダダ」

笑いこけた。


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