父になるようです その7
4月。
幸いなことに、どうやら1月前半に着床したらしい三つ子たちの週数はとてもわかりやすく、4ヶ月に入った。
少し悪阻が引いてきたようだ。
父親になる実感などはほとんど無いが、なんだかんだお金は掛かるらしい。こんなフラフラした自営業の父親の腕に、一気に三人の人生がのし掛かるのだ。奥さんも暫く休業なので、まさにこの腕に。
なんの展望も無いが、とにかく僕は働かなくてはいけないというアピールを周りにするや否や、なんだか忙しくなってきた。子供のおかげ?と奥さん。妊婦は博才が凄いらしい、とかいう話もある。ここのところ、こういうスピリチュアルな話題が多くて困る。
色々なことには、それなりの必然があるのだ。だから、たまたま何かがあったのだろう。妊娠だってそういうことだし。
職場での人々の動き方も今までと少し違う気がする。子供というモノには、色んな人を無条件に突き動かす何かがあるのだと思う。
そんなこんなで、あっという間に4月は末日を迎えた。だんだん妊婦らしいお腹になってきた。おそらく単胎で言う6ヶ月位のサイズには、もうなっていると思う。そういえば母子手帳も、もう来ている。3つ。
ここから先は
0字
父親目線で綴った三つ子の育児日記です。 奥さんの妊娠から出産〜退院までをまとめています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?