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マンションで一人美容室を開業する②やっておきたい下準備3項目

こんにちは、長沼優です。

マンションで一人美容室を開業するための下準備について書き留めてみます。

⑴サロンをオープンした時に一人で月100万円の売り上げがあげられるような顧客を獲得しておくこと

⑵貯金を少しずつでもいいので毎月銀行口座に入金して、ちゃんと貯めてますよという実績を残すこと

⑶ノートを用意して、どういうサロンにしたいかメモをひたすらとっていくこと

この3項目を地道に行ってください。

では、
ひと項目づつ詳しく説明しましょう。

⑴サロンをオープンした時に一人で月100万円の売り上げがあげられるような顧客を獲得しておくこと

なによりもここが一番大事です。

一人マンション美容室というのは、路面店やビルテナントでない分、外からは一切わかりません。

正直いって閉塞的空間です。

ということは、飛び込み来店はありません。

あなたのサロンを知り得る手段は、ホームページ、SNS、広告媒体インターネット経由か、お客様の紹介のみです。

顧客が少ない状態では難しいかもしれません。

そもそも一人マンション美容室をやろうと考えている美容師さんは多数の顧客を抱えていらっしゃると思います。

私の場合は広告媒体に頼らないこと(脱トウガラシ)を前提に考えていたので、顧客が一定数必要でした。

総顧客数が250名ぐらいいらっしゃる方であれば大丈夫だと思います。
(開業前は業務委託のサロンにいたため1ヶ月120名前後、客単価9000円ぐらい、全て一人でやってました)

切ないことではありますが、
全てのお客様がついて来てくださるわけではありません。
私は銀座→銀座一丁目になり徒歩圏内です。
同地域だったため7割ぐらいの方がついて来てくださいました。

開業後は月90〜100名客単価は11000円ぐらいです。
私のサロンは1席しかないのでお客様は完全入れ替え制です。同時に二人はこなせません。
お客様が帰ると次のかたの準備をするので30分余裕をみています。
その分1日に対応できるお客様の数も少なくなります。

マンション美容室の魅力は『プライベート感』です。
よっぽどのことがない限りお客様同士は鉢合わせにならないようにしなければなりません。

あと、もう一つ顧客の面ですごく大事なことがありました。
それは、

『顧客の方と連絡が取れるようにしておく

いくら顧客がたくさんいても、詳細を教えられない状態ではついて来てもらえません。
必ずお客様と連絡先を交換してください。

私は開業する一年前ぐらいから、独立開業する意思があることをお客様に伝えて、その時のために連絡先を交換していきました。
独立開業というのはタイミングが難しいです。
いつ良い物件が現れるかわかりませんから、いつでも連絡が取れるようしっかり準備していきましょう。

LINEが一番手軽ですが、
できればLINE official account( 旧LINE@)がお勧めです。

メッセージを一斉送信する機能があるので全体にインフォメーションをかけることができます。
それにプライベートと仕事が分けられるのもメリットです。

実はこのLINE official accountはこちらから電話がかけられません。
ですからいざという時のために電話番号も交換しておくと確実です。

LINE official accountは最低限ここを抑えておけばというコツがあります。
それはまた違う機会に記事にいたします。

⑵貯金を少しずつでもいいので毎月銀行口座に入金して、ちゃんと貯めてますよという実績を残すこと

みなさんが気になる資金面についてですが、

まめに貯金して実績を残すというのは、借入れを予定している人はやっておいた方が良いと思います。

融資をお願いする時利用するのは、日本政策金融公庫や銀行です。

あちらが見るのは、
「この人は開業するための準備を計画的に、そして本気でかんがえているのか。しっかりと返済ができる人なのか」
だと私がお願いした時は感じました。

借りれる金額など細かいこともあるのですが、とりあえずどうしておいたほうがいいのか。

最低でも1年、長ければ長いほうがいいのですが、
たとえ数万円づつでも毎月銀行に入金して、お金を徐々に貯めていく。
「私は開業するために、真剣にお金を貯めています」というアピールが必要です。
そうやって口座に貯まっていったお金をあちらは自己資金としてみてくれるのです。

気をつけたほうがいいのは、
一気に100万円入金するとか、短期間の高額の入金は怪しまれます。
「本当にあなたのお金ですか?」と。
一時的に誰かに借りたお金じゃないのかという疑いをかけられます。
そうすると自己資金としてみてもらえないことにつながります。

あくまで『地道にコツコツとお金を貯めていく』ことが大事です。

⑶ノートを用意して、どういうサロンにしたいかメモをひたすらとっていくこと

私は開業する1年前ぐらいからノートを用意して自分がどんなサロンを作りたいのか書き始めました。

iPhoneのメモとかでいいと思うのですが、案外私はアナログなことも好きで。

とりあえず、思い浮かんだら書くを継続していきます。
づづけていくと結構貯まって来て読み返す、いらないところはバッテンそして修正の繰り返し。

だんだん内容が固まってきます。

そうしたら事業計画書のテンプレートをタカラベルモント のサイトからダウンロードして印刷してまた項目ごとに書いて仕上げていく。
【タカラベルモントテンプレート】

この計画書を持ってると、融資、物件取得の時に即戦力になります。


だいぶ長い文章となってしまいましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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