とりあえずの一歩

なにか文章を書き留めておくメモ帳みたいなものを探していたところ、「note」に出会った。本当はスマホのメモ帳機能とかカレンダーでも十分なのだが、自分の中には文章を公開したいという欲求のようなものがあるようだ。

巷ではやりのSNSのアカウントも持っていて、発信するのであればそちらでもできる。ただ、時に文字数制限や仕組みが足枷になることがあるし、なにより知り合いが見ている。「note」という環境であれば、現状誰にも知られていないので、感じたままに思い思いに文章を書けるのではないか、と期待している。

別のサービスを使ってまで自分を知らない人間に読んでほしいなんて、なんて虚しい自己顕示欲なのだろうと自分でも情けなくなるが、一方で、文章を書くという行為そのものが自分の中で息抜きになっているので、その息抜きによって生み出されたモノが時に誰かのためになったり、心を揺り動かすことになれば、という変な期待がある。もちろんポジティブな結果となれば、これほど嬉しいことはない。

実のところ、本当は小説でも書いてどこかに応募・投稿しようかと思ったが、小説投稿サイトでは異世界や転生といった自分とは無縁な言葉が並んでいるし、小説の中身を構成しているうちにだんだんエッセイぽくなってしまって、その道は捨てることにした。もちろん誰にも小説を書いていたことなど言っていない。ただ「note」には小説投稿機能？もあるようなので、気が向いたら別カテのような形で細々と未完品を書いていくのもよいかなぁと思っている。

とまぁ、軽い気持ちで始めてみたが、読み返して「こりゃダメだ」と思ったり誰かにバレたら全部消すかもしれないし、幸いにもそういう状況や羞恥心に苛まれないようであれば残しておくかもしれない。更新頻度も気分や状況によるだろう。

末永くお付き合いできれば幸いです。