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エッセイ-プロフィール編②

断食会場にて

 初めて会って話をしたのは、名古屋のヨガ道場。
1週間の断食体験。(1週間の減食・1週間の断食・2週間の復食と実際は4週間)
 むこうの方が1週間程先輩で、漫画の話をしたのが俺がそろそろ復食に入ろうかっていう時。それまでは食べ物の話が殆ど。TVも料理番組ばかり。
「帰ったらこれ食うぞ!」
 みんなで言い合ってた。
「でも、実際に帰ったら食わないんだろうな」
 みんな分かって言ってた。だって、腹減ってんだもん。当然でしょ(笑)
 断食中も運動するんだよね(笑)
 俺はダルイのと、運痴だからサボって部屋でゴロゴロしながらTV鑑賞。
 ある時、彼も残ってふたりになった。その時に漫画の話になった。
「何を描いていいかわからないんだ」
「他人(ひと)に訊けばいいんだよ。どんな漫画読みたいかって」
 彼が3つ上だったけど、タメ口。社会の洗礼を浴びる前だからね(^^;。この時、年齢(とし)聞いたんだっけかなぁ…覚えてないんだよね…年齢(とし)をちゃんと認知したのは20年近く後だから(笑)
 他の人達はこう訊かれた時、どう応えているんでしょうね?ギャグ漫画、ヒーロー物、とか応えているのかな!?
 俺は、その場で口が勝手に動いて言った事を、その場で考えて付け足したりしながら喋ってた。結構具体的に設定とかをね。だってさ、口が勝手に動いちゃうから(笑)しょうがないじゃん。あっ!名古屋だから、しょうがにゃーで。
 幼稚園に入る前から、結構自由に夢見てた。大した夢じゃないけどね。空飛んでる夢とか寝る前に決めて見てた。途中で夢だと気付くと、面白くないと戻して作り直してた。小学何年からか滅多に夢、見なくなったけどね。
 小説とか読むようになって映画・プロレス・漫画とストーリーを追うようになって…夢から空想へと替った。妄想じゃないぞ。空想だ。
 妄想は、自己中で実際にいる人を対象に自分を満足させる為にする事。
 空想は、主役が自分とは限らないし、実在しなくてもかまわない。あるのは唯一つ、いかに面白くするか。
 自分が面白いと思っても、他人が面白いと思うかは別物だから、誰にも言わなかったけどね。もちろん!妄想もたくさんしたよ(笑)若い時はね。今はチョットだけよ(笑)
 妄想と空想の違いが分かると、色々と観えてくる事があるよ。
「人妻との関係を想像しただけで、姦淫した事になるのです」
 聖書のイエスの言葉だけど、深い意味が浮かんでくるから。実際、違った言葉で聖書にも載っているからね。妄想・空想と書いてから気付いた(笑)
 いろいろあって、人間不信・人間嫌い・自己嫌悪。
そこから逃げ出すには…

 小5から中3までの5年間、殆どが妄想と死ぬ事に費やされた。学校では露骨にイジメられたことはないが、孤立に近い状態。こっちも周りを内心馬鹿にしてたから、どっちもどっちだね。
 授業以外での勉強は、一切しなくなった。
 予習が必要なら、学校は必要ないじゃん。
 知らない事を教える所が学校だろ!?
 宿題は教師の手抜きと詰め込み教育にあるからね。詰め込みの方が、教師側が満足出来るからだよ。テストの点数に反映されるから。テストの範囲、言うじゃん。これ生徒の為に言ってるって教師も思ってるだろうけど、実際は教師自身の自己満足と自分への周りの評価しかないから。だってさ、やってないトコ、「テストに出るよ」って言うじゃん。だから、小4からかな…宿題は一切やらない、美術等の作品は授業中に終わらなければ提出しない、音楽の才能はカラッキシ。成績は、小説読んでたから国語はなんとかなったけど、他は行進状態(いちに、いちに…ね)。
 元々レットーカンのカタマリだから開き直ってたね。

(プロフィール編②おわり。次回は一旦、本編に戻ります。)

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