見出し画像

【食べもの豆知識②】緑黄色野菜と淡色野菜の違いとは?

こんにちは!
だっちです(*´꒳`*)

今回は食べもの豆知識第2弾!
『緑黄色野菜』と『淡色野菜』についての
ご紹介です。

この2つの言葉を耳にしたことがある方
なんとなく野菜を2つに分類できる方
いらっしゃるかと思います。

今回はこの2つにはどのような違いがあるのか?
1日でどのくらい食べたらいいのか?
ということをテーマにご紹介していきます♪

〇緑黄色野菜とは?

緑黄色野菜とは、
可食部100g中に600㎍以上の
カロテンが含まれている野菜を指します。
カロテンとは、体内でビタミンAに変換され、
主に、目や皮膚の健康を保つ働きがあります。
緑黄色野菜には、にんじん、かぼちゃ、
ほうれん草、ブロッコリーなど
色が濃い野菜が多いです。

〇淡色野菜とは?

緑黄色野菜に該当しない野菜を
淡色野菜と呼びます。
ただし、淡色野菜に栄養がないわけではなく、
食物繊維やカリウム、
水分の含有量が豊富な野菜が多くあります。
淡色野菜は、キャベツ、もやし、たまねぎ、
ごぼう、大根など比較的色が薄く、
白っぽい野菜が多いです。

〇緑黄色野菜には例外もある

実は、トマトやピーマンなど
可食部100g中にカロテン量が600㎍以下でも
緑黄色野菜に分類される野菜があります。
使用頻度が高いことや、
1食に食べる量が多いことから
緑黄色野菜に分類されます。
さらにネギでは、
青い部分が緑黄色野菜、白い部分が淡色野菜と
同じひとつの野菜でも食べる部分によって
分類が異なる野菜も存在します。

〇1日どのくらい摂取するべきなの?

厚生労働省が発表している
健康日本21(第二次)では、
『野菜は1日350g以上摂取しましょう』と
推奨されています。
また、緑黄色野菜から120g以上、
淡色野菜から230g以上
摂取することが理想です。
現在の野菜摂取平均値はおおよそ280g/日です。
まだまだわたしたちは
野菜の摂取量自体が不足していますし、
緑黄色野菜と淡色野菜のバランスを
考慮している人も少ないと思います。
特に朝食や昼食に野菜が不足しがちですので、
1品ものではなく定食にしたり、
副菜をもう1品プラスするなど
できることから始めてみましょう!

厚生労働省健康日本21(第二次)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kenkounippon21.html

〇まとめ

✓緑黄色野菜と淡色野菜の違いはカロテン量
✓ただし例外もあり、
 カロテン量が基準値より少なくても
 緑黄色野菜に分類されるものもある
✓ひとつの野菜のなかで食べる部分によって
 分類が異なる野菜も存在する
✓野菜は1日350g以上
 緑黄色野菜から120g以上、
 淡色野菜から230g以上を意識しましょう

スーパーで買い物をする際も
いつもの野菜ばかりではなく
2つの野菜バランスを考慮しながら選んでみると
食事の質があがること間違いなしですね!(^^)!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?