マガジンのカバー画像

【ヤマト2202創作小説】新訳・土星沖海戦

8
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』をベースに、様々な設定や個人的嗜好を組み込んだ2次創作小説になります。お時間があるときにご覧いただければ幸いです。
運営しているクリエイター

記事一覧

【ヤマト2202創作小説】新訳・土星沖海戦 第7話

西暦2203年5月8日 1時02分 <冥王星・カロン駐留基地上空> ー第12航空隊、敵前衛部隊と接敵…

【ヤマト2202創作小説】新訳・土星沖海戦 第6話

<天の川銀河外縁部>  目眩くばかりの星々の輝き。無数の星雲や恒星が集まることによって構…

【ヤマト2202創作小説】新訳・土星沖海戦 第5話

西暦2203年5月8日 0時32分 <土星沖・B環上空>  この日の土星沖は光が絶えない。あちこちで…

【ヤマト2202創作小説】新訳・土星沖海戦 第4話

西暦2203年5月8日午前0時16分 <地球・防衛総省庁舎A棟 統括司令室> ヤヌス観測衛星が大規模…

【ヤマト2202創作小説】新訳・土星沖海戦 第3話

 西暦2203年5月7日 23時40分  <土星・カッシーニの隙間上空>  2人の若鷲を乗せた銀翼が…

【ヤマト2202創作小説】 新訳・土星沖海戦 第2話

ー採決の結果、当委員会は波動艦隊構想を賛成多数で承認します ー土方さん、許してくれ。俺な…

【ヤマト2202創作小説】 新訳・土星沖海戦 第1話

<地球・防衛総省 地下2階大会議室> ここ数週間、ガトランティスの動きが活発になっております。  楕円形の机を正面に、芹沢は壇上で語り出す。統括司令長官 藤堂平九郎は無論のこと、副大統領 ミア・ヘンドリクソン、大統領上級顧問 カール・デメジエールを筆頭に、政権閣僚の殆どと関係各省庁の職員が出席している。対面には統合幕僚監部幕僚長や空間防衛総隊司令長官、さらにはオブザーバーとして地球およびガミラスの軍需産業企業の役員が列席している。 冥王星、EKBO(エッジワース・カイパ

【ヤマト2202創作小説】新訳・土星沖海戦 第0話

はじめに 本作は『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第17・18話の土星沖海戦を、様々な…