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「楽しかったっす!」…白鷗大学の小川瑛次郎が3x3を弾みに目指す将来

3x3 男子U23日本代表は今年9月の「FIBA 3x3 U23 ワールドカップ 2024」で過去最高の5位になった。その好成績に貢献した一人が、白鷗大学1年生の小川瑛次郎だ。羽黒高校時代から5人制だけでなく3人制でも活躍したルーキーは、再び世界でどんな経験をしてきたのか。そして、彼を送り出した同大学の男子バスケットボール部ヘッドコーチ・網野友雄氏に、大学バスケと3x3の共生についてもうかがった。(取材日:11月3日)。


U17代表の5人制から3人制へ…「選ばれてびっくり」

大橋 3x3のきっかけは、羽黒高校時代に「FIBA 3x3 U17 アジアカップ 2022」の代表に選ばれたことでしたね。
小川 あの時が初の3x3でした。5人制のFIBA U17バスケットボール・ワールドカップが終わった後すぐに、3x3の代表として声を掛けていただいたので、選ばれてびっくりしました。
大橋 5人制の代表だった4人がそのまま、3x3の代表になりましたよね。内藤(耀悠)選手、武藤(俊太朗)選手、石口(直)選手だった思います。

小川 はい、そうでした。
大橋 5人制と3x3の違いとして、ボールがあります。感触などはどうでしたか?
小川 最初は触り心地とか、びっくりして、慣れるのに結構時間がかかりました(笑)。
大橋 ちょっとデコボコした、手に馴染むのか馴染まないのか……。
小川 そう、そうですね(笑)。
大橋 プレー面でのアジャストで苦労はありましたか。
小川 最初は体が5人制に慣れていたので、ヘルプに行かないディフェンスが変な感じでした(笑)。でも難しさを感じつつも、面白さもありました。中祖(嘉人)コーチ(当時)から、攻守の切り替えが5人制に比べて速いので、ディフェンスのときは常にマークマンについておくことだったり、攻撃でのシュート効率の考え方だったりを数字で教えていただきました。
大橋 そんな中でインドに勝ち、優勝しました。どんな気持ちでしたか?

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