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【筋肉解説】上腕三頭筋 #73

おはようございます!
本日は運動器のプロである
セラピストの前田が

筋肉の特徴から
ストレッチ方法まで解説して
いきます。

今日の筋肉は

 二の腕美人 上腕三頭筋

今日の記事を読んでほしい方
・肩や肘の痛みがある
・二の腕のたるみが気になる
・肩の構造を詳しく知りたい

上腕三頭筋は肩から肘にかけて走行する筋肉です
女性で二の腕のたるみを気にされている方が多く
いらっしゃいますが

そのたるみを担っている筋肉です


前回解説した上腕二頭筋と
同じような走行をしています

2つの筋の違いをあげていくと
上腕二頭筋が身体の前側を走行する筋肉のため
力を発揮すると肘を曲げるように働き

上腕三頭筋は後ろ側を走行する筋肉のため
力を発揮すると肘を伸ばすように働きます

また二頭筋 三頭筋とあります。
この頭というのは
一つの筋肉を区画分けした時

身体の中心に近い側を筋頭
身体から離れている側を筋尾
頭と尾の間を筋腹と言います

上腕三頭筋の場合は
筋頭が3つあり


上腕二頭筋は
筋頭が2つあります


上腕にあって3つの筋頭があるから
上腕三頭筋

上腕にあって2つの筋頭があるから
上腕二頭筋

筋肉の名前はこのような感じで
意外と分かりやすいです



上腕三頭筋の場所は
ボディビルダーくんでいうと

この部分です
ちょうど上腕二頭筋の反対に
あるというのが分かると思います

上腕三頭筋の基本情報
1筋肉がどの骨からどの骨にに付着するのか 
2筋肉を動かす神経 
3働くことで関節をどう動かすのか
4日常生活での使用例


1 長頭 肩甲骨の外側~尺骨後面(肘頭)
  内側頭 上腕骨後面内側~尺骨後面(肘頭)
  外側頭 上腕骨後面外側~尺骨後面(肘頭)
2 橈骨神経
3 肩関節の伸展 肘関節の伸展
4 スキーでストックを後ろに引く 
  ダーツで矢を投げる

内側頭は長頭 外側頭に比べて
深層にあるため関節の動きを安定させる
インナーマッスルの役割を果たします

上腕三頭筋の長頭は
上腕二頭筋と同様で肩甲骨から肘まで
筋肉が走行しているので
肩と肘 2つの関節の動きに関わります。

そして
上腕三頭筋で問題になりやすいのが
筋力低下です。


普段の日常生活での動作を思い返してみましょう

スマホを触っている時

パソコンを操作している時

何か物を書いている時


料理をしている時

だいたいどの動作の時も
肘って曲がってますよね??

何かを操作する時は身体の近くで行ったほうが
やりやすいため肘を曲げるのは自然な動きなのですが

これを続けていると肘を曲げる上腕二頭筋が頑張りすぎてしまい
伸ばす上腕三頭筋はサボりがちになり筋力が低下しやすいです

そのため日常生活レベルでは
上腕二頭筋を損傷が多く
上腕三頭筋の損傷は比較的少ないです

しかし上腕二頭筋の損傷の裏には
上腕三頭筋の筋力低下が大きく
関わっていると言えます



そんな上腕三頭筋のストレッチ
をお伝えしていきますね

1椅子や床の上に座り肘を曲げます

2肩を最大角度まで上げて反対の手で更に後方に引っ張ります


3出来れば目線を正面に向けて 呼吸を止めずに行います



気持ちよく伸ばせるところで
30秒から1分キープしましょう

呼吸は止めないように
気をつけます

本日は以上になります
ありがとうございました

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前田 悠介

治療院
出張治療院 悠~はるか~ 岐阜院
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ピラティス
名古屋市 東区 東桜2-3-7
東カンビル 2F
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「関わる方の健康をお手伝い」
を生涯理念に日々邁進しております

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