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【筋肉解説】 上腕筋 #78



おはようございます!
本日は運動器のプロである
セラピストの前田が

筋肉の特徴から
ストレッチ方法まで解説して
いきます。

今日の筋肉は

二頭筋の弟分 上腕筋です

この記事を読んでほしい方
・トレーニングをしている
・肘を曲げると痛くなることがある
・上腕筋について知りたい

上腕筋は上腕骨の下半分から肘をまたいで
前腕骨にかけて走行する筋肉です

まずは上腕筋の基本情報から

1筋肉がどの骨からどの骨にに付着するのか 
2筋肉を動かす神経 
3働くことで関節をどう動かすのか
4日常生活での使用例


1上腕骨前面中央付近~尺骨近位
2筋皮神経
3肘関節の屈曲
4物を口に運ぶ時に肘を曲げる


かなりマイナーな筋肉なので
マニアックなトレーニーの方を除いては


初めて聞きましたという方が多いのでは
ないでしょうか?


上腕二頭筋の奥に存在する筋肉で
同じ肘を曲げる作用を持つため


上腕二頭筋のサポートをする
役割を持ちつつ


上腕二頭筋とは異なり
純粋に肘を曲げる作用を持つ筋肉のため
(上腕二頭筋は肩を上げたり 前腕を捻る作用あり)


肘を曲げる筋肉としての貢献度は
かなり高いです


そのため仕事などで肘を曲げている時間が長い方は
上腕筋が硬くなりやすく
肘周辺のトラブルに繋がりやすいです


また上腕筋は
肘の関節を包む関節包にも
付着する線維があり


筋肉が硬くなり適切な収縮が行えないと
肘を曲げた際に
筋肉が関節に挟み込まれて痛みを感じる


関節インピンジメントという
状態になることもあります


上腕筋を鍛えるトレーニング方法として
ダンベルを持って肘の曲げ伸ばしする
アームカールという種目があります


アームカール

この時にダンベルを持つ手のひらを
下に向けて行うのが正しいやり方になります


上を向けて行うと
上腕二頭筋メインに作用するので
注意して行ってみてください


それでは上腕筋のストレッチ方法です


1椅子や床の上に座り 腕を90°上げます
 この時手のひらを天井に向けます

2 反対の手で手のひらをもち
  身体に近づけるように手首を反らします

 この時指ではなく手のひらを持つのがポイントです
 別の筋肉の伸び感が強くなります

3手のひらを遠くに伸ばす意識で
 行うとより上腕に伸び感が出てきます

 30秒ほどキープしていきましょう


本日は以上になります
ありがとうございました!

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前田 悠介

治療院
出張治療院 悠~はるか~ 岐阜院
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ピラティス
名古屋市 東区 東桜2-3-7
東カンビル 2F
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「関わる方の健康をお手伝い」
を生涯理念に日々邁進しております

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