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【ストレッチポールエクササイズ】ぎっくり腰予防 ♯89

ストレッチポールを
有効活用するためのエクササイズ解説


本日紹介するのは
ぎっくり腰予防につながるの
ヒンジバックという種目です

こんな方にオススメ
・腰痛がある
・ぎっくり腰を繰り返している
・ビーズクッションで生活している
・デスクワークが長い

それではやっていきましょう



ストレッチポールを横にして地面に置きその上に座ります

座るときのポイント
・足を広げで 膝とつま先は同じ方向を向くようにします

・坐骨でポールを押すように意識して
 頭は天井から紐で引っ張られるイメージで
 上下に引っ張り合いをします

・手は太ももの裏に添えます

・目線は正面にむけましょう



1でつくったポジションを崩さないように

上半身を30°ほど後ろに傾けて

傾けたところで数秒キープして
元に戻ります

ポイント
とにかく最初に作ったポジションが崩れないように
行うことが大切です


よく起こるエラー

・身体の軸が崩れる

・地面についている足が浮く(特に指先)

・膝とつま先の向きが異なる

・目線が下に下る

写真のように
自分の頭からお尻まで串が刺さっているイメージで
行うとこれらのエラーが起こりにくくなります


エクササイズの効果


このエクササイズが
なぜぎっくり腰の予防に
なるのでしょうか?

このエクササイズが
ぎっくり腰で悪さをする筋肉を
鍛えることが出来るからです


僕はこれまでぎっくり腰の方を
100人は施術させて頂きました


ぎっくり腰の方を含めて腰痛の方を施術させて頂く前に
その方の状態を把握するために
動作を確認させていただくのですが

その中でも
身体を前に屈める動作と
後ろに反らす動作は必ず確認します

前屈
後屈

この2つの動きは
対の動作になり、ざっくりどの組織が
原因に絡んでいそうかを把握するために確認します

前かがみが痛い時は
身体の後ろ側の組織

腰をそらすのが痛い時は
身体の前側の組織

が原因に絡んでいそうだと
見立てます


そしてぎっくり腰の方に
この動作を行っていただくと

どちらも痛いという方が多いのですが
腰を反らす方の
可動域が減少していることがほとんどです

ぎっくり腰のご経験がある方は分かると
思いますが

ぎっくり腰になると

こんな感じで
身体を前屈みにしたほうが楽ですよね?


ということでぎっくり腰では
身体の前側にある筋肉が問題になっている事が多く

その前側の組織の中でも
腸腰筋という筋肉が
悪さをしていることが多いです



腰骨の前側から骨盤の前側に付着する筋肉です


現代人は腸腰筋が
縮こまって硬くなっている事が多く


立ち上がったり重いものを持ち上げようとした際に
普段縮まっている腸腰筋が急に伸ばされることで

ぎっくり腰を引き起こす
というのが現代人のぎっくり腰によく見られる
パターンだと考えています


このエクササイズは
腸腰筋を伸ばしながら収縮させる
遠心性収縮を起こすことができ

普段縮まっている腸腰筋を引き伸ばし
鍛えることが出来ます


ぎっくり腰を繰り返してしまっている方は
是非行ってみてください


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前田 悠介

治療院
出張治療院 悠~はるか~ 岐阜院
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ピラティス
名古屋市 東区 東桜2-3-7
東カンビル 2F
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「関わる方の健康をお手伝い」
を生涯理念に日々邁進しております

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