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【疾患解説】肩関節周囲炎(五十肩)#86

おはようございます
今日は前回の続きで肩関節周囲炎(五十肩)
について解説していきます

この記事をオススメしたい方
・過去に五十肩になった経験がある
・肩が痛くて上がらない
・肩が痛くて夜眠れない
・五十肩について知りたい

それでは本日もよろしくお願いします!


五十肩の病態


前回の記事で五十肩は治癒までに1~2年
の期間を要すると書きましたが


今までの患者さんを振り返っても
早くて7,8ヶ月

1番長い方は放置していたら3年半かかった
という方もいらっしゃいました

その期間の中で

炎症期→拘縮期→回復期


という3つの病期に
分かれているのが五十肩の特徴です


引用元 NHK健康オンライン


それぞれの病期ごとに
症状や対処法が異なります


炎症期


炎症期は
その名の通り肩の関節に炎症が
最も強く起こっている期間です


発症してから2週間~1ヶ月ほど続きます


痛みがかなり強く
じっとしていてもうずくような痛みがあったり
肩を少し動かそうとしただけて
強い痛みを伴う事もあります


また夜に痛みが強くなるというのも特徴で
罹患している側の肩が寝返りで下になると
痛みで目が覚めてしまう事も多いです


この期間の対処法としては

整形外科で炎症を抑える注射や
内服薬を処方してもらい
炎症をコントロールして痛みを少しでも
緩和することが重要です

肩を安静に保つことを意識して
出来るだけ痛みを再現しないように
日常生活を送っていただくのも大切です

またリハビリやマッサージなどを
関節部に行うことは避けたほうが良いです


拘縮期

拘縮期は

発症から6ヶ月くらいまでの期間を言います


動く機会が減少したことにより
関節の周りを補強している

靭帯や筋肉などの組織が
縮こまり関節を固めてしまい
可動域を制限させる関節拘縮が起こる時期です

痛みは徐々に軽減していますが
炎症期からの移行期は痛みが強く
可動域の制限も顕著で
夜の痛みも続いていることが多いです


発症から3~4ヶ月が
強い痛みのピークです


拘縮期の対処法としては
痛みが強い場合は引き続き整形外科下での
炎症のコントロールを行います

また無理のない範囲で
肩を少しずつ動かしていきます
この時必ず痛みが伴わない
範囲で行うことが大切です

リハビリやマッサージも軽いものから行っていくと良いので整形外科のリハビリや
整体院鍼灸院を受診しましょう


回復期

回復期は
発症から6ヶ月~完治までの期間を言います


回復期になると炎症は完全に消失し
痛みの強さは軽減しており
可動域制限も徐々に解除されていきます


回復期の対処法
積極的なリハビリを受ける時期になります
この期間にしっかりリハビリやトレーニングを
こなすことで一日でも早い改善が見込めます


五十肩はそれぞれの時期に適切な処置を
施すことが早期改善につながる
重要なポイントです


次回はそれぞれの期間での具体的な
対処法やリハビリ方法などを
お伝えします


本日は以上です
ありがとうございました!


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前田 悠介

治療院
出張治療院 悠~はるか~ 岐阜院
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ピラティス
名古屋市 東区 東桜2-3-7
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「関わる方の健康をお手伝い」
を生涯理念に日々邁進しております

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