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公認会計士の勉強を始めました#7日目

こんにちは、だーじゅです。今日は連結会計についてお話しします。

まず連結会計とは企業全体の財務状況や成績を表示するために作成されます。ではこの連結会計は普通の財務諸表と何が違うの??と気になりますよね。今回はその違いについて学習したことをお話しさせていただきます。

個別の財務諸表との違い??

個別の財務諸表と連結財務諸表とでは、表示している範囲が異なります。個別の財務諸表は一つの会社に一つの財務諸表を作成しており、B/L、P/L、S/S等を作成し、投資家や公的機関に開示します。しかし、連結財務諸表は支配している会社(子会社やホールディングスグループ)の経営成績を全て反映させ、会社の経営状況をより正確に掴むために作成されています。ただ、この連結財務諸表は企業内部で作成されるため、基本的にお披露目されることはないらしいです。支配関係にある会社間(以後、親会社、子会社と表す)での売買では必ず重複のある部分や未実現の部分が存在します。連結会計ではこれらを適切に表すことで、現在の経営状況や今後の将来の税金支払いに対する影響を算定します。

被支配株主の存在も!!

ここで大事になってくるのが、全てが支配下にあるわけではないと言うことだったんです。株式投資などを例に考えると、個人で企業の株を買って配当を受け取られている方もいらっしゃいます。また、資産家の方は個人で会社の株式をたくさん持っている方もいますね。株式の支配は全体の50%を超えることで成立します。ちなみに、関係はありませんが、有価証券の保有目的と関係についてもメモをしたいので載せておきます。(有価証券の保有が50%超なら子会社、20%以上50%未満なら関連会社、20%未満ならその他有価証券になります。)

個別財務諸表と連結財務諸表のなんとなくの違いはお伝えできたかなと思います。今後連結会計の学習でさらに細かい部分についてのお話もできたらと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いします。

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