100日後にムキムキになるワイ【始まり】
ワイの会社は日本最高峰のブラック企業である。
ワイの同僚は血を吐き倒れ、頭ははげちらかしている。
そんなワイも毎日毎日上司にこき使われ、最近生え際がギリギリのベジータになっている。
この劣悪な環境を打開するために、ワイはいろいろと考えた
労使懇談会で鉄パイプ片手に職場改善要求が通るまで会議室に立てこもるとか
インドに行き、コロナに罹患し上司に移しに帰ってくるとか
むかつくので上司の少ない毛を全てかきむしるとか
しかし、全てモラル的、法律的にアウトな対策であった。
そんなある日、家で漫画を読んでいると衝撃的な作品に出合った。
筋トレ社長である。
筋肉があれば 「怒らせたら面倒臭そう」 となり弱者を対象としたすべての問題から解放される
格言であった。
確かにワイは道を歩いているときに強そうなヤンキーがいると道を譲るし
ワイより強そうな後輩にだけは敬語になる。
(後輩は全て格下だと思っているので、他の後輩にはため語を使う)
彼らに共通するのが筋肉があることである。
つまり、ワイも同様に筋肉をつけることで、上司が畏怖し、恐れおののき、ゆくゆくはワイに敬語を使うようになるのである。
しかも筋肉をつけるだけでいいのでモラル的、法律的にもOKだ
ワイは決めた。筋肉をつけてこの地獄のような職場環境を変えてやる。。。と
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