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スキゾの魂が疼く。田舎へ逃げよう!(ベトナムの田舎に家を建てて暮らす・施工編2)

スキゾの魂が疼く。田舎へ逃げよう!(ベトナムの田舎に家を建てて暮らす・計画編)はこちらです

スキゾの魂が疼く。田舎へ逃げよう!(ベトナムの田舎に家を建てて暮らす・施工編1)はこちらです

バスルーム1

レンガとコンクリートで作るバスルームを最初に現地で作り始めた。予定では1週間だというので、床と壁ができるタイミングで見に行った。

施工5日目

なんとなくレンガで壁はできているが、床はまだ。基礎工事に時間がかかったのかもしれない、と良い方に勝手に解釈する。

3日後。
予定では壁にペンキが塗られ、洗面台なども付けられているはず。
ところが、3日前とあまり変わっていなかった。

バスルーム完成予定日

Tin君に
「予定表に合わせて現場を見に行っているので、遅れるときは連絡がほしい」と伝えたら
「4日遅れているが、全体の進行に影響はないので連絡しなかった。これからは連絡します」
との返信があった。
ものの制作が予定通り進むことは100%ない国なので遅れは想定内だが、一応軽く釘を刺しておいたわけだ。

その後、木材加工の場所が確保できなくなったため、工場ではなく現場で作業するので、現場への材料搬入が4日早まる。という連絡があり、さらに職人の都合でバスルームの施工が遅れるので、木材搬入もそれに合わせる。など、スケジュール変更の連絡が入るようになった。

塗装計画

バスルームは、外は白に塗装し、中はコンクリート仕上げとのこと。いい感じになりそうなので、合意する。

イメージ画像が送られてきた


木材部分については、色見本が送られてきた。

塗装色見本

お勧めはFumed AshまたはCharcoalの1色塗りだという。

希望としては、ベタ塗りではなく木目が見える感じにしてほしい。また、部分ごとに色を変えることはできるのだろうか。と質問すると、
使う塗料はベタ塗りにはならない。というので、オイルステイン系と理解して、それでお願いした。
多色使いについては、狭い家なので1色のほうが広く見えるという。
確かにその通りなんだけど….

結局、外壁と床はCharcoal、内壁と天井はFumed Ash、窓枠はアクセントでAntique Whiteをそれぞれ薄めで、という希望を伝えた。さて、仕上がりはどうなるかな?

スケジュール

引っ越し予定日は施工スケジュールに合わせて4月20日に設定した。
それに向けて引っ越し業者を予約したり、今の家の掃除を頼んだり。引越し先のインターネット回線工事の手配も必要だ。

諸々工事が遅れているけど、大丈夫かと再確認したら、20日に1階に荷物は入れられるようにするが、住めるのは25日からになりそうだという。
引越し業者に荷物を2階に運んでもらいたいので、引っ越し自体を25日に延期して、各方面に再連絡して調整した。
5日遅れは想定内。最初から目標は4月中だ。

インターネットはVittelという軍系のプロバイダが現地をカバーしているらしい。VittelのWebサイトはベトナム語のみでいまいち情報がわからないので、直接窓口に聞きに行った。
窓口でも英語はほぼ通じないのだが、google翻訳を駆使して、なんとか意思疎通を図る。結果、月額料金と1年分先払いで2ヶ月分割引ということがわかった。
工事については大家さんと話してもらうほうが早いので、連絡先を聞いて大家さんに伝えた。

引っ越し業者

連絡が来ない業者にもう一度コンタクトするが、やはり連絡はない。引っ越し業者といってもおそらくトラック1台で請負運送してるようなおっちゃんだから、英語で返信して、というオーダーにビビったのだろう。それにしても梨の礫はないよなあ。
で、1軒だけすぐに連絡があった業者に決めて、正式に20日でお願いした。正味6時間かかるというので、午前9時開始にした。

ところが引っ越し予定が20日から25日に変更になってしまった。業者の都合に合わせるしかないと思って連絡したら、すぐに25日でOKとの返信があり一安心だ。

大問題発生?

大家さんが別件で地区の公安に行ったら、外国人は住めない、と言われたという。
え? え? いまさら、それ?
大家さんが、公安の一番偉い人にOKをもらっていると言ったら、実物のパスポートと滞在許可証を持って来るように言われたそうだ。
今、ダメだと言われたら家建ててるのが全部無駄だし、この駄文も意味をなさなくなっちゃうぞ。
とにかく、大家さんと予定を合わせて公安に出頭した。

公安の受付にいるおっちゃんの肩章は星3つ。けっこう偉いのでは?
眉間にシワを寄せてニコリともしないし、なんかヤバい感じだなあ。

パスポートと滞在許可証の写真を撮って、携帯で何処かに連絡している。その会話を聞いていた大家さんがサムアップ!どうやら偉い人からのOKが担当者に伝わったようだ。
その後、正式な書類を作った。半年ごとに出頭して再登録する必要はあるが、正式に滞在許可が出て、田舎暮らしが確定だ。

木材施工1

公安に行ったついでに、現場も見に行く。
現場では木材加工が始まっていた。

木材は現場で加工

厚めの板は床材か?薄めで縁に凹凸があるのは壁材だろう。
5人がかりで作業している。

バスルームはレンガにセメントが塗られて、洗面台の基礎ができているが、浴槽はまだ。排水管が設置され、電気配線や上水用の溝が壁に彫られていた。浄化槽用か、おばちゃんが大きな穴を掘っている。

楽しいキャンプ生活風の現場

木材加工の兄ちゃんたちは周辺にテントを張って、現場で寝泊まりしている様子だ。現場監督のおっちゃんだけは車で街から通っている。

ちょうど昼飯時で、現場の隅に仮説されたキッチンで料理して、ブルーシートで作った日陰でご飯。私もゆで豚と茹でた空芯菜の昼に混ぜていただいた。

つづく

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