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働かず、何もしない時間(暇)こそが、あなたを一番育てるのです。

 コロナショックによる「自粛ムード」が続く中、元ゾゾ社長の前澤さんが、「富裕層からお金をとって、国民全員に配ればいい」的なことを言っていますが……

 まあ、仮に本当にそうなったら、僕のような貧乏人はもちろんありがたいですが、富裕層の線引きをどこにするか?が、問題になってきます。

 たとえば、年収1千万以上でも、都内在住で、車ももっていて、子供が3人以上いる世帯なんてのは……年収150万くらいとはいえ、車も子供もない、敷礼もない超安い旧雇用促進住宅に住んでいる、さらに1日1食という、僕たち夫婦より、いわば「貧乏」なはずです。

 しかし、そういう収支の割合までいちいち加味していたら、キリがないし、わかりづらくなるから、年収1千万とか2千万以上とか、誰もがわかりやすいところで線引きをしてしまうのが、国家の残酷なところでしょう。

 まあどうせ、小杉あたりの見栄えばかりいい適当なタワマンを買っちゃって、保険もたっぷりはいって、子供を高額な塾に通わせて、飯も3食腹いっぱい食って、間食もたっぷりして、せっかく買ったブランド服が、部屋着か寝巻きにしか見えないでっぷり太った体を、どうにかこうにか引きずって、駐車場までゼーゼー言いながら歩いているような……しかもその程度の徒歩で、いちいち万歩計をチェックし、さらにその行先はというと、糖尿病外来!!みたいな自業自得連中を、本気で擁護するつもりはありませんが……

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