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毎週採用面談を繰り返し気付いた、転職活動で成功する重要な視点。 #夢への道しるべ

クラウドサインでは大幅人員拡大をしており、毎週ものすごい数の採用面談を実施しています。先日セールスマネージャーの予定を見たら、1日最低2回以上毎日毎日採用面談していました。セールスだけでこの人数ですから、事業全体で言えばすごい数の採用面談をしていることになります。

その中で必ずするようにしている質問、

「転職しようと思ったきっかけはなんでしょうか?」

そして、

「今回転職しようと考えている企業はどのような企業でしょうか?」

それぞれ想いはそれぞれでどの選択も間違いではないと思います。しかしながら、転職する上で重要だと思うことが徐々に湧いてきました。せっかくだから転職活動を成功してほしいと心から願い、クラウドサインが合わなければそれはそれで問題ないとオープンに対話をしています。そして転職活動で本当に実現したい心からの想いを聞くようにしています。

成功する転職活動の思考回路

自分が採用面談を行う中で、転職活動の成功可能性が高いなと思う思考回路があります。当然と言えば当然なのですが、5年後に辿り着きたい/在りたい姿、夢があり、その実現のために「仕事」を手段とする思考です。

採用する側の人間としても、仕事はあくまで人生の充実の中の「手段」だと考えています。しかしながら、人生で多くの時間を共に過ごすことになる以上、とても重要な選択にもなります。手段ではあるけれど、多くの時間を費やし、「目的」にも見える。実際に仕事それ自体は、手段と目的が混在した存在ではあるのですが(仕事それ自体が人生の優先順位が高いという目的も尊重するし理解できる。)、あえて転職活動という場では「手段」が重要である、と考えるようにしています。

仕事を通して自己成長すること。仕事を通して社会参加/社会貢献し、他己貢献から充実を得ること。仕事を通して専門的能力を会得すること。

何かを実現するための手段が、転職活動です。

夢への道しるべ

クラウドサインの採用施策を考えるとき「日本で最も成功した採用施策はなんだろう?」と1人で考えていました。自分は、日本ハムによる大谷翔平選手の採用だと考えました。

大谷翔平選手は世界一のベースボールプレイヤーになるため、高校卒業後、米国に直接入団する道を選ぼうと考えていました。そのため日本ハム以外の球団は、高校で最も評価の高かった大谷選手をドラフト指名を避けました。

日本ハムは米国を希望する大谷翔平選手をドラフト指名し、伝説の「夢への道しるべ」のプレゼンを開始いたしました。今は公開が終了していますが、北海道日本ハムファイターズが資料を公開していました。

大谷翔平選手は「米国でプレーすること」を夢にしているのではなく、「世界トップの実力をつけること」「長く活躍したい」「パイオニアであること」の3つが目標においてました。米国で活躍できず1年プレーしてレイオフされることは望みではありません。世界トップの実力をつけることです。

そのためには18歳で米国入りし、3Aでの育成環境、長い移動距離、支援されるファンの数から比べても、日本の一流の育成環境、ファンから支援されて活躍できる方が、その夢に対して最短距離で進むことができる。それが日本ハムが大谷翔平選手に提示した「夢への道しるべ」でした。

夢への手段として、憧れである米国に若くから入団したとしたら、その夢は遠回りになっていた可能性があります。そして二刀流はできなかったでしょう。「目的(夢)」が大事であり、「手段」を意思決定は柔軟に考えられた大谷翔平選手だからこそ、今の活躍があるのでしょう。


同じことが転職活動でもいえます。

採用面談に、明らかに夢と異なる手段を選択しようとしていると感じることがあります。憧れが先行して、「目的(夢)」から遠回りとなる手段を選択しかねないと感じることがあります。目的は経営者になることなのに、転職活動において下方修正し、経営者に近づくことない足元の延長線上の転職活動をしてしまうことがあります。理想と現実は重要ですが、そうであれば転職する必要は必ずしもないと感じることもあります。

だからこそクラウドサインでは、夢から逆算して「クラウドサインに転職すること」が夢への道しるべになれるように向き合おうと決めました。

まだまだクラウドサインも発展途上ですが、転職者の夢への道しるべに繋がるよう、そしてそれがクラウドサイン自体の夢への道しるべになるよう頑張っていきたいです。

お読みいただきありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ