私が侵した失敗談(借金600万円)第三話

約1年ぶりの投稿です。
だいぶ時間が空いてしまいましたが、物語の完結まで書き続けようとおもいます。

さて、社会人になってからのお話です。

私は自分で言うのもなんですが、地元ではそこそこ偏差値の高い大学へ進学していました。
そこから地元では割と大きな(1300人規模)企業へ就職することができました。
当時はリーマンショックやら東日本大震災やらで就職氷河期。
100社くらいエントリーして、結構就活大変でした。。

社会人になって感じた事は、ぶっちゃけ結構仕事って楽なんだな。って感じでした。誤解されたく無いので補足致しますが、特にやりたい事もなく就職し、なんとなく毎日を過ごしていたからそう感じたのです。
当時の初任給は手取りで23万円。
えっ?こんなに貰えるの??って思いましたね。それに見合う働きしてなかったので。

学生時代のバイト代から約3倍くらいになりました。
当時は特にこれといって趣味はなく、友達も少なかったので土日はパチンコ屋へ一日中入り浸り、平日は仕事の繰り返しをしていました。
初めての初任給は1ヶ月も持たずに溶かしてしまったのを覚えています。

せっかく貰った給料を。。。取り返さなきゃ!とギャンブルをしてはまた負けて。ちょっと勝ったとしても、まだトータルで負けているし、とまたいって負ける。その繰り返しでした。
楽しいのは当たった瞬間だけで、取り返さなきゃ、パチンコ屋に行かなくちゃ、っていう変な義務感?ばかりで負けたら罪悪感。今思えばあんなに辛かったのに、何でやってたんだろう。って思います。1日に5〜10万まける日もあるので当然お金はすぐに底をつきます。

(今後お伝えしようと思っていますが、ギャンブルや投資で最も重要な事は資金管理です。私はギャンブルを否定はしませんが、必ず資金管理が出来るならやっても良いと思っています。その資金管理が本当に大変なんですけどね。。。当時は当然資金管理なんて出来てなかったですし、考えもしていませんでした。)

さて、新卒1年目の夏に初めて持ったクレジットカードでリボ払いをしました。これが初めての借金です。

そこから、買い物はクレジットカード、現金はギャンブル。と、手元に全くお金が残らず、負債だけが増えていきました。
クレジットカードの枠は1年もかからず限度額いっぱいになりました。
たまーに行く友人とかとの食事や、大学時代の後輩にはお金が無いことが恥ずかしくていえなくて、見栄を張って奢ってあげたり。
お金持ってますよ、給料貰ってますよーって見せてましたね。
なんか書いてて恥ずかしくなりますけど。笑

もちろん借金してる事は誰にも言えませんでした。(ちなみに600万円に膨れ上がるまで誰にも打ち明けていませんでした)今になってはもっと早く誰かに相談しておけばよかったと心から思ってます。。。

手元に現金はなく、クレジットカードの返済が厳しくなりました。
初めて消費者金融でお金を借りました。
テレビ電話で30分くらいの審査ですぐにお金が借りられる。便利ですけどほんとに怖いですね。。。
初めてカードローンを作った時、ATMで簡単にお金が出てくる、まるで自分のお金のように錯覚してしまいました。最初は30万円の枠だったのですが、枠が一杯になる頃に増額の電話勧誘、気付けばすぐに100万円、他にも銀行系のカードローンも契約し、社会人2年目には既に200万円を超えていました。

もう金銭感覚は麻痺してましたね。1ヶ月の給料の倍近くを浪費していました。
ちなみにブランド品等には全く興味がありませんでした。全てパチンコです。
よくあんなに負けれたなぁ。と。ほんとにギャンブル向いてません。笑

でもまだまだ地獄の始まりで、これからもっともっと転げ落ちていきます。
競艇とカジノに出会うんです。

続きは第四話で。

読みづらかったらすいません。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
早めの更新を心がけます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?