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アンプなんていらねぇよ、夏。(あくまで超個人的で極論な話)

バンドではベースを弾く私ですが、家にベースアンプがないのです。

そんな私なので、バンド練習でベースアンプを使うとちょっと戸惑うのです。普通につなげると音が変わってしまう。
正直、アンプに振り回されてきたわけです。

家にはギターやもろもろのアンプ兼スピーカーとしてYAMAHA THR5Aがある。THR5Aはマイクモードでブレンドをゼロにすることでアンプの味付けを無い状態にして、サンズアンプのベードラを繋いでいる。

なので、音作りはベードラの中で行うのが基本だと思っている。

スタジオではいつも置いてあるアンプを使っている。練習場所によってアンプが違うので、そこでまず躓く。ベードラがあるのでリターン入力があるアンプならまだいいけど、無いアンプもしばしば。
そもそも他人のアンプなので、あんまり無茶なこともできないし。

みんなで音を鳴らしながら鳴らしながらEQなんかを調整する。
私のベードラは古いものなのでmidのつまみが無い。
ベードラのEQだけで済めばいいけど、大体はちょっとアンプ側も触ることになる。

うだうだ書いたが、簡単にいえば、アンプの違いで出す音が違ってしまうのが嫌なのだ。
練習スタジオに入ったときにもっと楽に、安定した状態で音を出したい。
EQいじっている時間もできるだけ短くしたいし。

そんなことで手持ちのアイテムで何とか対応できないかと考えた。

●ベードラからミキサーにライン出力

一般的なのが、ベードラからミキサーへ直に出す方法。
何回か試してみてたが、アンプより気軽だし、機種の違いで音が大きく変わることはなさそう。

だけど、大きく鳴らすと音が「んー、ラインだなぁ」という感じ。音が少し硬い。
悪くはないけど、もうちょっと何とかしたい。

●ZOOM MS60Bでアンプ&キャビシミュを利用し、ベードラはバイパスしてライン出力

ベードラが音作りの核と言っておきながら、それを撤回するという。
あんまり気乗りしない。
MS60Bは優秀で結構使えるのだけれど、細かいところを弄ろうと思うとちょっと手続きが煩わしい。
なのでちょっとナシ。

●ベードラの後にキャビシュミ付きのヘッドフォンアンプを繋いでミキサーにライン出力

自分の手持ちのペダルを見ていると、ギター用の遊び&実験としてKAOSSPADに繋ぐ道具として買ったヘッドフォンアンプ MOOER Audiofile にキャビネットシミュレータがついているのを思い出した。

何のモデルをシミュレートしているかは分からない。
けど、つなげて鳴らすと悪くはない。
それなりにヘッドフォンでもなってくれる。音がふくよかになる分か、ハイが抑えられて、低い部分が強調される。そこはベードラのEQで調整。

この前の練習でもスタジオで試したけど、悪くない。
アンプより気軽に音を出せるのでとてもいい。
音のアクセスも楽。

多分、アンプは使わなくなるなぁ。

ギターでBOSS GT-1000 を使っているギターの先輩も最近はライン出力が多い。スタジオに置いてあるアンプの数が足りないこともあってそうしているらしいが、先輩も「楽だし、家での音作りがそんなにぶれない感じがする」と言っていた。

他のギターの先輩方はアンプ派で、何か不思議そうな目で見てくる。
まぁ、自分にとってあっているのはこっちなのでしょうがない。

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