吉野家の取締役炎上発言騒ぎで考えたこと
吉野家の取締役常務伊東氏が早稲田大学のデジタルマーケティング講座での失言が大炎上し、同社が翌日解任を発表しました。
Yahoo!のコメント欄では発言の酷さを批判する意見が圧倒的ですが、囲い込み戦略自体は当たり前で、単に選んだ言葉の問題だけ、と擁護する意見も若干見かけます。
こういう記事も見かけました。
長いことマーケティングをやってきた事がバックボーンにある、という推察。
マーケティング業務が激務だとしても、誰もがこの人の様な発言をし得るみたいな論の展開は流石にどうかと思いますけどね・・
Twitterで、フォロワーさんが指摘していたのは、この人の発言が自社の従来ユーザーや商品を貶めている点でした。
この記事でも、従来の吉野家ファンが怒ってます。
この騒ぎで吉野家が10年開発期間をかけたと言う親子丼のお披露目イベントもなくなりました。
マーケティングの基本がユーザー囲い込みだとしても、自社の商品が魅力的だという前提でないと顧客もついてこないと思うのですが・・
この人の発言では囲い込んだ固定ファンがそっぽを向きそうです。
現場の士気も落ちそう・・・
吉野家としては、即時解任は適切だったと思いますが、この人が色々改革を打ち出していた様ですからフォローは大変?
ま、個人的には近場にもないし敢えて吉野家に食べに行くこともありませんが・・・^^;
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