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単行本感想 うつ病になって漫画が描けなくなりました 相原コージさん

漫画家 相原コージさんが自らのうつ病経験を描いている作品。
Webアクションで連載中ですが、単行本1巻が発売になりました。

連載が始まった時から一応読んでいたのですが、当時はあまりきちんと読んでいなかったため、単行本を購入しました。

 通して読んでみると、発病経緯等、少し自分と被っていると感じます。

 私も、1年休職したうつは再発。
 きっかけは私の場合は怪我でなく、季節外れのインフルエンザでしたが、身体の不調をきっかけに心が病んでいく・・と言うか、不安・妄想が進んでいく様子は、似ていました。

 最終的に、自殺をずっと考えるようになると言うのも同じ。
 自殺未遂と、その後ネットを見ての思い留まり。
 そうした部分も、ああ・・・と言う感じです。

 私も、医者から入院を勧められていましたしね・・。
 (家族が面倒見切れないと言うので)

 幸い、入院にはなりませんでしたが、相原さんの場合は閉鎖病棟入院。

 入院後の状況は今もWebで連載されています。
 現在、少し復調の兆しが見え始めたところ。

 一般の人が、この作品を読んで面白いのかは分かりませんが、個人的には共感する所がありました。

 キーワードは 不安 なのだと思います。

 私の場合は、学習によって不安に対処する術を身につけたつもりですが、相原さんはどうなのか・・
 作品が描けているのだから、解決はされてるのだと思いますが。

 この作品、一般書店で買えると思ってたのですが、近場どこにもおかれておらずAmazonで注文しました。
 バカ売れするような作品ではないと思いますが、書店も少しは置いてくれないかなぁ・・とも思います。

 


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