見出し画像

G Suiteはタダで導入できますよ!

自己紹介
都内にある私立高校の教師(現在は管理職)です。
校内では進路指導や教務、ICTに関わる仕事を長くしてきました。

私の勤務校にはいろいろな業者さんがG Suite導入支援の提案やら見積もりをもって訪ねてきます。見積もりによると導入の基本料金やらアカウントの追加手数料やらで、初期費用に数十万円〜数百万円かかり、それ以降も年間の費用として数十万円〜数百万円(年度更新費用やサポート費という名目)というものが提示されます。

私が「既に導入済みである」と答えると大抵は「どちらの業者さんを使われていますか?」と聞かれ「自分たちでやっています」とこたえると「初めて聞きました!」と..大抵はこういった流れで驚かれます

私としては逆にほとんどの学校が「業者さんに依頼してるんだな〜」と驚きました。

本校では、かなり前からG Suite(以前はGoogle apps for Education、現在はGoogle Workspaceとサービス名は変わっていますが)を導入していました。

サービス利用の申し込みや初期設定など全部自分でやりましたし、その後は毎年新入生のアカウント発行など全て先生方にやってもらっています。
導入時など当時といまではやり方が変わっているかもしれませんが、特に難しい部分はなくオンラインのドキュメントを読めばすぐにわかるような事ばかりです。

導入はタダで出来ます!しかも難しくありません

まだ、G Suiteを導入していない学校関係者、管理職や現場の先生方へ!
何が言いたいかというと..ようするにG Suiteの導入、年度更新など全て無料で出来るということです。業者に頼むと1アカウントあたり数千円といった手数料を取られるのではないでしょうか?この費用は、学校の経費?保護者から徴収?補助金を使う(つまりは税金から)?いずれにしろ自分たち(先生)でやれば無料なのです。

導入支援のサービスを提供している業者さんを否定するわけではありません。G Suiteの導入以外にも端末の手配・納品やらあわせてサービスをされている業者さんもあるでしょうし、費用をかけてそういった業者さんを利用されるのも学校の自由だと思います。

ただ..自分たちでやればタダなんです。

費用以外に自分たちでやるメリット

費用以外にも自分たち(先生方)で導入、設定等をやるメリットもあります。

まず、必然的に先生方がサービスに対して詳しくなるということです。生徒や保護者から質問されても先生方で対応が可能です。

また、逆に業者さんに任せてしまうと先生方が「他人事」と成ってしまいがちですが、自分たちで導入していることで主体的・積極的な活用を促すことになります。私の勤務校でも、かなり初期の段階からG mailだけでなくClassroom,Google Forms、Calendarなど活用されるようになりました。今では手放せないツールになっています。

おわりに

導入を検討している学校関係者の方に参考になればと思い記事を投稿しました。質問等ありましたらコメントでお願いします。

また、視察や見学等も遠慮なくお声掛けください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?