2022年9月27日、デザイナー法務小僧を運営する弁護士田島佑規及び宇根駿人は、「フリーランスに係る取引適正化のための法制度の方向性」に対し、意見を提出しました。
これまで約4年にわたり、のべ100名以上のフリーランスのクリエイターの方から相談を受けてきた経験を踏まえ、以下の2点を意見として提出しております。
日本のクリエイティブ産業の発展のため、そして何よりクリエイターの方が安心して活動できる環境のために、引き続き、活動してまいります。
※本件に関するお問い合わせは以下までお願いします。
soudan@d-kozo.com
意見1
(意見内容)
フリーランスへの発注において書面の交付等を義務づける条項の必要性及びその時期について、フリーランスや各業界団体、フリーランスに関するトラブル解決等に実績のある有識者の意見を踏まえて、改めて検討いただきたい。
意見2
(意見内容)
長期間にわたってフリーランスの活動に影響を及ぼす契約条項を定めることの禁止、及び、そのうち今後のフリーランスの活動を著しくかつ不合理に制限することとなる契約条項は無効とする旨の規律を設けるなど検討いただきたい。