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#技術書典 4でFirebaseの本を出しました

4/22(日)に開催された技術書典4で「iOSアプリ開発者のためのFirebase入門」という本を販売しました。予定していた150部が無事完売しました。そして改めて同人誌の文化いいなとおもったので振り返ります。

ダンボールを開けた瞬間に溢れる感嘆

入稿したのは木曜日でした。正直こんな直前で会場に届くのか不安でしょうがなかったです。印刷所はくりえい社さん。友人が使っている歴史ある出版社さんです。

輝(かがやき)セットを選択。表紙フルカラーです。

ジャン割という割引があって、30%OFFになります。直前の入稿でもとても安かったのが助かりました。安いだけじゃなくて、驚いたのはその品質でした。表紙はツルツルのPP加工。Apressを意識した黒と黄色のそのA5サイズの本は、高校の頃に英語の時間に読まされたペーパーバックの本のように小さく、そして適度な厚みを持っていました。

毎日必死に(直前二週間ぐらいだけど)書いていた、ただの電子ファイルが、こうして本になって対面できる感動はすごい(語彙)。売るのすら惜しい気持ちでブースに並べました。

100売れれば満足だったんだけど…

150部も発注したことを若干後悔していたのが前日でした。チェック数は前夜で91。初めてなので、チェック数がどんな意味を持つのかよくわからず、発注時の50という数字をあてに、なんとなく2倍して100。じゃあなんとなく150頼んで余ったら配ろう、ぐらいの気持ちで挑みました。蓋をあけてみたら

2時間で完売

予備で20部入れてくれていたので、10部だけ見本を読んで欲しがってくれた人に売りました。結局160部です。12時前後の人の入りがとてもひどくて、1秒間に3~4冊売れた瞬間があったと思います。腕が足りなかった。

今回わかったことのひとつに、

チェック数はあてにならない。売りたいだけ売る。

というのがありました。チェックがつくとうれしいけど、入稿時は心を無にして直感で数字を決めることにします。今回1,000円で売ったので売り上げは16万円です。原価差し引いてもおいしいワインが買えそうですね(その差額は工数という名の僕の血と汗と涙なので、ほどほどにします)。

今回は、現金だけではなく、運営が用意した簡単あと払い、Kyashに対応しました。内訳は、

現金…132部
あと払い…22部
Kyash…6部

でした。決済にかかった時間は、
Kyash >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>後払い>>>>>現金 
の順です。Kyashはブースでもたつきが発生してしまい、一旦ブース前を避けてチャージしてもらいました。後払いは一瞬で読み取れて助かりましたが、そもそもSMS認証のメールが届かない不具合があったようで(Firebase Authに関しては本書3章に記載しております)、やはり現金が一番信頼のおける決済手段でした。 

 アーリーアクセスをやってみた

僕が書いているこのnoteには、特定の領域まで無料公開するという機能があります。この機能を利用して、一部有料で先行公開しました。

10人ぐらいの方が有料購入してくれて、これを見てブースにも足を運んでくれたような気がしています。ただRe:Viewで書いた技術書をそのままnoteに貼るのは骨が折れる作業でした。有料コンテンツを増やすために、まず書き手の時間単価が下がらないような書きやすいエディタを期待しています(本当に。何人か知り合いが中の人なので、もっと書きやすくなって、僕がどんどんコンテンツを世に出したくなるようになることを節に楽しみにしています)。

ブースでわいわい

最初は一人でも出すつもりだったのですが、軽い気持ちでしゅんくんさん (@shunkun_san) に声をかけたら喜んで売り子を引き受けてくれました。寝坊するといけないので、近くのAirbnbを借りて前乗りし、ブース準備しながらわいわいしてました。彼がいなかったらこんなに技術書典楽しめてなかったかもしれません。圧倒的感謝。今回初めて技術書典に参加した彼も本を書いてみたくなったようで、同じサークルメンバーとして支援したいと思います。

名刺代わりに本を交換する文化

ブースの準備が一通り終わってからは、知り合いのいるサークルさんにお邪魔して、本を配ってあるいてました。お互いに新刊を交換しあうのはいい文化ですね。読みたい物理本が手に入ってよかったです。

ニッチな本に出会える場所

まだ商業化されていない技術に触れられる場所だなぁと改めて思いました。商業出版が厳しいこの世の中で(個人的には出版社の問題だと思ってますが)自分の知らない技術に向き合える本が最低246種類(=サークル数)並びます。しかも単価の高い人たちがお休みの日にです。それを求めに6000人のこれまた単価の高い人たちが集います。今回GETした中で一番好きな本は、naotacoさんの「Effective肉の多汁性測定」です。真剣に肉汁について書いてある頭おかしい感じで好きです。実用面でいうと、堤さんのMetal入門がとても好きです。これまで嫌煙してきたMetalに今度こそ入門できそうです。表紙もメタルで好きです。

わいわい打ち上げ

すべてを売り終えて、コーヒー飲みながら戦利品を眺めたあとは、親方さん主催の非公式アフター。なんと100人近くの方々が集まって技術談義に花を咲かせます。

会場のSILビル。Swift界隈ではよく聞きますよね。SIL。

次回予告

モチベーショングラフの最低ラインに到達する前に、技術書典5に向けて出す本の計画を発表します。

実は今回のFirebase本の商業化の話をいただきまして、うまくいけば商業誌になる予定です。そうなると、今回の「アップグレードしたら交換します」話もどうなるかわからず…まだ決めかねているところです。とはいえ、たくさんの人にFirebaseが広まると非公式エヴァンジェリストとしては嬉しい限りですので、できればやっていきたい。とはいえ、なんとか同人スタイルでもアップデートを続けたい想いがあって、葛藤しています。

そんな中、新著はSwagger本です。せっかくSwagger CodegenのCommitteeメンバーになったので、みんなにも使ってもらいたくて布教します。

もう一冊共著は、サークルメンバーしゅんくんとの共著を予定しています。共著と言いながらほとんど彼に書いてもらう予定で、さっそくわいわいプラン練っています。

以上、新著共著合わせて、「焼きりんご」としては3冊の出版をめざします。

というわけで技術書典は今回から晴れるイベントになったということで、次回もやっていき💪

出版物のご案内

最後に宣伝なんですが、本日WEB+DB PRESS vol.104 が発売されました。その中にtry!Swift Tokyo 2018のカンファレンスレポートを寄稿しています。PythonやiPhoneアプリやUnityに入門するついでに読んでください。そしてtry!Swift に来たくなったら来年来てください!!

それでは。

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iOS Developer / Google Developers Expert for Firebase
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