イチバン5thシングル「愛しくて」の歌詞について

こんにちは。
世間で言うGWも終わり間近ですね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
ぼくはと言えば、
スマホとPCとギターをポチポチする日々に追われています。
休日って何なのでしょうか。夢に飢えた野良犬にでも食わせちまえ。

ということで、今回は
今年2/17のライブで初披露させてもらった「愛しくて」が
近々リミックス版として配信リリースされるので、
作詞の際のアレコレをアレしてみようと思います。

タイトル 愛しくて
アーティスト 1年後に解散するロックバンド
リリース予定日 2024/5/8
作曲 kem
編曲 松田貴嗣
作詞 藤橋悠
ミックス・マスタリングも安定の松田氏です。

さて、このメタル寄りのハードロック寄りのメタル。
ストリングスから始まるという、
イチバンとしてはレアな曲です。

届いた曲を聴いた時の第一印象は
「エックスじゃん」でした。良い意味で。

さらに、「もうちょっとコテコテのビジュアル系っぽい感じかなぁ」と
何となく感じたのですが
ここで問題になってくるのがイチバンVo雪田さん。

かっこつけマンの彼がビジュアル寄せの曲を歌うと
ただの「それ」になってしまうんです。
(しかもクオリティ低めの)

プロデューサーとしては
彼がどうすれば横並びのミュージシャンに勝てるか
何を武器に戦えば良いかを考えるのですが・・・

ぼくは、
雪田さんが本気でかっこつけに行って
しっかり目にずっこけた時の
周りから愛される力って
天性の才能だと思っています。

アホのくせに。

なんとかその力を存分に発揮させたい。
どうにかそれが伝わる詞を書きたい。
そんな一心で書き上げました。

表現的に難しいところもあり
正直、悔いが残る点も多少ありますが
無理難題に真正面から取り組んだ雪田さんは最高に輝いていました。
レコーディングエンジニアの松田さんは
「あれはかわいそうだった」と呟いていました。
胸に刺さりましたが、しらんぷりしておきました。

そしてぼくが
この曲で一番好きな箇所は
雪田さんの渾身の「幸せでしたぁああ!!」です。
声優の雪田さんをVoに起用した甲斐があります。
イチバンガラスの「身に染みました やっぱ人生厳しい」くらい好きです。

そんな「愛しくて」
破局寸前の彼女への気持ちを
世界一情けない男が叫ぶ
滑稽で悲しい曲です。
もうすぐリリースです。
リミックス版です。

各種サブスクにて無料でお聴きいただけますので
ぜひ一度、耳をお貸しください。

尚、こちら
舞台イチバンガラスのサントラCD「イチバンガラス」にも
収録されています。
残り僅かとなっていますので、
気になる方はお近くの関係者までご連絡くださいませ。

ではでは。

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