Googleマップの自転車対応

知っていましたか??
なんとgoogleマップのルート検索に、自転車が対応したことを!

全然知りませんでした。自転車ルートの検索のためにマップは使っていたのですが、そのときはいつも車もしくは徒歩で検索し、時間等は車の場合ならおよそ2倍、徒歩なら半分として計算して移動していました。

ところが、今現在のGoogleマップをみてみると、ちゃんと自転車に対応しているじゃあないですか。まだ特定の地域のみみたいですが、私の住んでいる地域では使えるようです。

早速使ってみると、徒歩よりはずっと良いようです。Googleマップの徒歩ルート検索だと、とても道とは思えないような場所を最短として検索してしまう場合があります。殆ど草むらだよという場所など。

一方、自転車ルート検索であれば、そのような場所は避けてくれます。また、車道の脇を走るルートも避ける仕組みのようで、とりわけサイクリングロードがあるようなルートであれば、サイクリングロードを優先的に選んでくれます。なんと便利!

実感としては、通常の道も車通りが多い場所は避けているようです。自転車が走りやすいルートという観点で選んでいるようで、車道の脇ばかりという事はあんまりないようです。

ただ、相変わらずな点があって、大きな県道などから高速道路と交差する時に、高速道路への入り口などを無視したルートになってしまう所です。自転車検索なのだから、そこは通れないと判断して回り道を案内して欲しいなあと思います。遠出するとよく遭遇するんですよね、高速道路の入口問題。道路を作った人たちは車のことばかり考えたらしく、歩道や自転車ルートが確保されているケースは少ないです。それを迂回してルート検索というのは少々、無理難題かもしれませんがぜひGoogleさんにはやって頂きたい。

ともかくも、車のナビのように、自転車のナビをスマートフォンに頼っている人は、ぜひGoogleマップの自転車ルート検索を試してみて下さい。サービスは2020年の9月からスタートしています。きっと、順次全国に広がっていくのでしょう。

アメリカでは、今後電気自動車が主流になります。それにともなって、きっと電動自転車も普及するでしょうし、それと並行して自転車人口も増えるのではないかと予想されます。その時に有効なルート検索があれば、とても便利ですね。

そうそう、日本の道路に苦言を呈するとしたら、歩道と車道問題でしょうか。自転車は軽車両扱いなので、本来的には車道を通行します。しかし、場所によっては歩道が自転車通行可になっていますし、車道を移動するには道幅的に困難というケースが多々あります。道路整備を進めているのであれば、この際に歩道と自転車道路と車道、うまく切り分けてほしいものです。
 歩道と自転車道路を兼用するならば、もう一つだけ言いたいことがあります。それは、車道と歩道の段差です。小さな段差が設けてある事が多いんです。これ、自転車で移動すると、歩道から車道に落ちて、車道から歩道に登る度に自転車がゆれます。このダメージ、一回一回は大した事はないのですが、大抵の道は脇道が現れる度に、このガタガタを超えていかなければなりません。自転車で遠出すると、何百回となくガタガタが発生してしまいます。結果、自転車にダメージがある上に、こちらも手やお尻にダメージを負うことになります。
 道路を設計する人にいいたいです。このガタガタ止めてもらえませんか? 歩く人にとっても、この小さな段差は負担だと思われますし、誰得の仕様なんでしょうか?

それと、歩道だけ車道より高くしている意味は何かあるんでしょうか? 安全確保のためなんでしょうか。よくありがちなのは、街路樹が植わっている歩道が車道よりも高くなっているケースです。こういう時、自転車は車道を行く場合と、歩道を行く場合があり得るのですが、どちらにしても中途半端なんです。自転車兼用の歩道では、歩いている人に対して危険ですし、車道では、車道より歩道が高くなっているために、路肩が減り、左側にマージンがなくなってしまいます。なんだか自転車で走ってほしくないかのようです。(実際にそうだったら嫌ですが。。)

自転車系のサイトでは、自転車もっぱら車道をいくようにとあります。それはわかるんです。けれど、ものすごい大型トラックが移動するような大きな県道や国道で、車道を走るママチャリって有り得ますか? ロードバイクであっても、車が50キロとかで飛ばしている車列の先頭で、30キロ前後で走り続けられるとしたらかなりの強心臓です。次々に車に追い抜かれる事になって、いつか引かれそうです。

ともかくも、もうちょっと道路設計を自転車に優しくしてほしいなあと思います。

話が逸れましたが、Googleマップの自転車検索、知らなかった人は使ってみると幸せになれるかもしれません。

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