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【DXみらいラジオ vol.78】 【第2回】「デジタルスキル標準ver1.0」を読み解く会 〜デジタルスキルの学習項目を見ていこう!〜


本日の記事は2/2(木)に開催した「DXみらいラジオ vol.78」の様子をお伝えします!

DXみらいラジオ

株式会社デジタルビジネスシェアリング主催の「DXやシステム開発について語り、その中で新たな何かを世に生み出しちゃおう」という企画です。

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「DXのxxが知りたい!教えてほしい!」「今不便な〇〇を便利にできないか」など、リスナーさんのご意見・ご要望をアンケートでお教えください!
アンケートでいただいたリスナーさんからの声はDXみらいラジオで扱わせていただきます。

DXみらいラジオ vol.78

2/2(木)20時00〜21時00分にDXみらいラジオ vol.78を開催しました!
今回は「【第2回】「デジタルスキル標準ver1.0」を読み解く会 〜デジタルスキルの学習項目を見ていこう!〜 」をテーマにお話ししていきました。



ここからはトーク内容を一部抜粋してお届けします!!

配信スケジュール


DXみらいラジオでは「デジタルスキル標準ver1.0」を全5回に分けて取り上げていきます。

今回は、DXリテラシー標準の第三章「スキル・学習項目」を見ていきます。

学習項目のマインド・スタンスの項目で気になった「コラボレーション」

コラボレーションの資料は27ページになっています。
「いろんな専門性を持った人と協力してDXを行い、多様性を尊重すること」のための学習方法が書かれています。
今回も気になったことをどんどん質問していきました。

Q.このページにある説明に、実現したい姿や実現するための方法を考える必要があると書かれているのですが、積極的に協同するとは具体的にどういったことなのでしょうか?

A.専門家が単なる作業分担するのは意味がないことなのです。
ビジネスやビジネスモデルにおいて「価値創造」「価値更新」するために、専門家がコラボレーションする必要があります。
例えば、AI+自動車=自動運転という新しい価値が出来上がるというようなことのために専門家とのコラボが必要になります。

Q.コラボレーションするのに多様性を尊重するってなんでも良しみたいになってしまう感じがしますが、多様性ってどこまでが許容範囲なんでしょうかね?

A.多様性を受け入れようとなると何でもありになってしまいます。従業員の多様性を受け入れたら、お客様もそれに合わせないといけなくなってしまいます。多様性の尊重をしていたらDXは鈍化させると思いますよ。

Whyの項目で気になった競争環境の変化

競争環境の変化では、「デジタル技術の発展や社会などの変化によって、競争環境が変わっていることを知る」ための学習方法を知ることが出来ます。
この学習項目例を見てみると、レンタルビデオから動画配信サービスへの変化や雑誌から電子媒体への市場変化などが紹介されています。

Q.競争環境の変化というのはアナログからデジタルに切り替わっていくことをさしているのですかね?

A.メルカリはビジネスモデルの変化を先にしたから成功したんです。
アナログからデジタルへというDX事例は山ほど発信されているけど、デジタルvsデジタルの競争事例についてはそれほど取り扱われてないデジタルvsデジタルの実際の事例はありますか?ヤフオクvsメルカリなどはデジタルvsデジタルの実例としては勉強になるケースアナログからデジタルにするコストは高いのでほっといていい話になってきます。

Whatの項目で気になった「データによって判断する」


Q.他の項目ではデータを収集する・データを扱うなどもありましたが、あれっくすさんはなぜこのページが一番大切だと思ったのですか?


A.データを活用するためには「データによって何をどのように判断するかということが最も重要」であって、他の項目にあったデータの収集や分析はその後に必要とされることなんです。
DXみらいラジオでも放送してきた「モニタリング」ということについても資料内で説明されていますね。
モニタリングは事実やデータを集めるものでもあるけど、企業や組織にとって判断基準を育てるためのインプットそのものでもあります。
資料には記載されていないけど、ここで大事なのはビジネスモデルの理解だです。自分の会社が何をやっているのか知っているかがとても大事です。

Howの項目で気になった「データ・デジタル技術の活用事例」

Q.Howということで、データ・デジタル技術の活用事例を知って、活用できるようになりましょうということの他に、想像できるようになりましょうと、このページには書かれています。想像できるようになった後の具体的な事例が書かれていないので、使えるようになった想像で終わってしまわないかなと思ってしまいます。本当にデジタル技術を活用できるようになるだけで良いのでしょうか?


A.データ・デジタル技術の活用事例では大切なことが書かれていないと思います。
DXのためにはまずトランスフォーメーション/変革が必要だというお話をラジオでもしてきました。
逆にデジタル使ってるからトランスフォーメーションしましたというDX事例はほぼないのでですよ。
まずトランスフォーメーションをするために、デジタルのメリット、デメリット・リスク&リターンについて知る必要があります。
例えばですが、移動するときにタクシーと電車の選択肢があった場合、それぞれを利用するときのメリット、デメリット・リスク&リターンは何かと判断してませんか?
DXも同じなのです。

リスナーからの質問♫

回答

あれっくすさんはモチベーションというよりも、好奇心と習慣によってついつい勉強をしてしまうそうです!
知らないことをそのままにしておけなくて知るまで調べたりするみたいです!

過去開催したDXみらいラジオ

以下のマガジンに記事をまとめておりますので、こちらをご覧ください。


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