【DX MIRAI KAIGI vol.37】 リスナーからの質問コーナー / 「レガシーシステム」からの脱却するには? / DXを進めるためのおすすめの手法は?
本日の記事は12/16(木)に開催した「DX MIRAI KAIGI vol.37」の様子です。
DX MIRAI KAIGI
株式会社デジタルビジネスシェアリング主催の「DXやシステム開発について語り、その中で新たな何かを世に生み出しちゃおう」という企画です。
メインスピーカーは常に何か面白いことがしたい、作ることを話したい、何か新しいサービスを生み出したいという新しいことに好奇心旺盛な株式会社デジタルビジネスシェアリング役員3名です。
企画内容や飛び込み参加などについては以下の記事に詳しく書いてあるので、こちらも是非、読んでみてください✨
✨DX MIRAI KAIGIリスナーアンケート実施中✨
「DXのxxが知りたい!教えてほしい!」「今不便な〇〇を便利にできないか」など、リスナーさんのご意見・ご要望をアンケートでお教えください!
アンケートでいただいたリスナーさんからの声はDX MIRAI KAIGIで扱わせていただきます。
DX MIRAI KAIGI vol.37
12/16(木)21〜23時にDX MIRAI KAIGI vol.37を開催しました!
主なトークテーマは以下でした😆
・リスナーからの質問に答えていこう!
・「レガシーシステム」からの脱却するには?
・DXを進めるためのおすすめの手法は?
ここからはトーク内容を一部抜粋してお届けします!!
【リスナーからの質問】 「DXされているか」をどうやって判断する?
たしかにツールのデジタル化だけではDXとは言えない
過去のDX MIRAI KAIGIでもたくさん話題にあがってきたテーマですね。
スピーカー陣の意見は満場一致で「ツールのデジタル化だけではDXとは言えない」という意見でした。
同業他社と比較して「デジタル化」がされているかどうかもジャッジのポイントかも
同業他社と比べ「デジタル化をして業務効率がアップする」などの効果が得られていれば、革新的なことをしていなくてもDXと言えそうです。
「言ったもん勝ち」ではないか?
難しいことや革新的なことを行っているわけではなくても、「DXしたよ!」って言い始めたらそれはもうDXになってしまう…という事実もあるようです。
今までDXと言っていなくても、「DXですか?」と聞かれてYESと答えればそれはDXになってしまいます。
DXという言葉がマーケティングの武器になっているという側面があるのかもしれません。
ペーパーレス化の価値
ツールのデジタル化のなかでも、「ペーパーレス化」は業務効率化に大いに貢献してくれます。
契約書関連の書類はデジタル管理できると様々なメリットがあります。
ペーパーレス化のデメリット
・「検索して探す」ができるようになる
・無くさない
ハッキングされて情報を抜かれてしまう…という心配からペーパーレス化に後ろ向きな企業も多いです。
スピーカーは「ハッキングされるセキュリティの甘さならどっちみち時間の問題。セキュリティの甘さの方を心配した方がいい」という意見でした。
組織・個人の意識を変えるために「DX」と言うことも必要
質問の中に「組織・個人の意識もかえなきゃDXではない」という内容がありました。しかし「DX化の第一段階」となるようなツールのデジタル化にも「DX化だ!」と言っていくことで、意識を変えるきっかけになっていきます。
現時点でDXか・DXでないのかということを気にする必要はないのかもしれません。
テーマ①:「レガシーシステム」からの脱却するには?
別のビジネスチャンスに投資するためには、レガシーシステムから人と金を剥ぎ取ることが必要です。
Tips:レガシーシステムとは?
過去の技術や仕組みで構築されているシステムを指す用語です。
レガシーシステムを使い続けるデメリット
・使われている技術や言語も古くなっており、必要なコストも多い
・システム改修が俗人化する
・ビジネスチャンスに則った動きができない、選択肢が狭まる
「古すぎて時代に取り残されたシステム」を維持するためにコストが延々と支払われている状況はもったいないです。
リソース・コストを浮かすためにはレガシーシステムからの脱却も選択肢の一つです。
脱却すればいいというものでもない
とは言え、無理にアップデートしながら使う必要はありません。判断するためのポイントは「ビジネス的に成長があるか?」です。
先がないビジネスに投資するより、時にはレガシーシステムと一緒に事業をクローズするという判断も必要です。
反対に、流行をコントロールしている経営者さんもいる
「俺の〜〜」というシリーズのお食事処をご存知でしょうか。
この会社の経営者の方は、流行が終わるタイミングまで見越した上で店舗を急激に増やし、利益を上げていたようです。
テーマ②:DXを進めるおすすめの手法は?
数値化・データ化って何から始めればいいの?
何でもかんでもデジタル化すればいいわけではありません。
まず重要なのは「依頼者が何をしたいか」です。
目的:「売り上げ」をあげたい!!
目的が「売り上げをあげたい」の場合、それをKPIにします。一人当たりの売り上げ、残業時間などが数値化されデジタルで管理されているようです。
スピーカーの一人は、デジタル化することでわかったことを依頼者に提示し、売り上げを上げるための施策を考える意思決定材料として提案しているとのこと。
また、そこから発展して「経営のシミュレーション」ができるような環境作りも動いているようです。
会社規模や業界によって見ている会計の数値も違う!?
スピーカーが経営者の集まりに参加した際、参加者間で「会計の中でどの数値をチェックしているか」が違っていたとのこと。
中小企業:キャッシュフロー
不動産屋:BS(貸借対照表)
スタートアップ:PL(損益計算書)
DXを進める上で、まずは会計をデジタル化して分析しやすい状況を作ることは必須です。
新規事業/サービスを立ち上げるとしたらどんな数字を見ればいい?
スモールB系なのかスタートアップ 系なのか?をまず決め、何をしたいかに合わせて数字見ていく必要があります。
やらないことを決めることも必要
スピーカーのこうやんさんは「まずは気持ちの面から変えることが必要」だといっています。かつては自分だけができる・他者から褒められるというところに喜びを感じていたそうです。でも、そこを大事にしてしまうとどんどん「自分しかできない、わからない仕事」が増えていきます。
DXを進める上で、絶対に「今まであった仕事がなくなる」という事象が発生します。それに対してどう立ち向かうか、マインドセットを備えることがまずは必要なのかもしれません。
一度成功したことを手放す
DX化し業務が改善されたら、一度その成功したシステムを辞めてみるというのも手です。
やめることで「必要性」がより明確で具体的になります。
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スピーカーのひさじゅさんは、毎週水曜日にもツイッタースペースでトークしているとのこと。ぜひ @hisaju01 をフォローしてみてくださいね!
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🎉DX MIRAI KAIGI vol.38のお知らせ🎉
次回DX MIRAI KAIGI vol.38は12/23(木) 21時〜23時にTwitterスペースにて開催となります。
飛び入り参加、大歓迎です!
【Twitterスペースへの参加方法】
DBS役員3名をフォローするとタイムライン上にスペースが表示されるので、そちらからご参加ください
【DBS役員3名のTwitterアカウント】
あれっくす@一番下手っぴでいい
ひさじゅ@RUNTEQ
こうやん@プログラミング勉強コミュニティ運営中【3704人】
年内の放送は次回が最後になります。
年明けは1/6から配信開始です!
配信内容はテキストにしてnoteで公開していきます。
公開してほしくない内容がありましたら、事前に教えてください。
生放送のため不手際もあるかと思いますが、そういった「リアル」を楽しんでいただけたら嬉しいです!!
みなさま、次回のDX MIRAI KAIGIもお楽しみに🙌
過去開催したDX MIRAI KAIGI
以下のマガジンに記事をまとめておりますので、こちらをご覧ください。
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