【ゲーム批評】LEGO@ジュラシック・ワールド
『ジュラシック・パーク』シリーズのIからIIIと『ジュラシック・ワールド』の映画の世界をLEGOで再現。
とは言ってもLEGOシリーズらしく、映画はシリアスでもゲーム内ではコメディ重視でシリアスだったシーンも笑いに変えている。場面に拠っては恐竜の方を操作するシーンもあり、場所こそ限られているがなかなか斬新で面白い。
映画内の重要シーンだけを再現している格好なので、ゲーム内容としてはそんなに長くはなくてどちらかと言えば短め。映画未見でも楽しめるかも知れないが、鑑賞済みだとどんな感じでLEGOで再現されているのか分かるかも知れない(LEGOが先だと逆に映画のネタバレも含まれるだろうけど)。
主人公たちの走る速度はどれぐらい速いんだとベタなツッコミをしたいぐらいに恐竜とのチェイスが多く、しかも恐竜は一切追い付く事がない。お馴染みの色々周りの物を壊して別の何かをカチャカチャ組み立てる様はLEGOらしい。
恐竜を含め端で警備しているようなモブまでほぼ全員をアンロックして仲間というか自分で操作が出来るし登場した車両もほぼ全てアンロックする事で移動手段に出来る。正直車両は惰性が付いて操作性が悪いので、車両を使うぐらいなら恐竜使った方が移動も早い気がする…。
若干特殊な倒し方をするボス戦っぽいのもやはり相手は恐竜。『ジュラシック・ワールド』章の最終ボス的な恐竜だけは最初は倒し方が良く分からなかった。雑魚敵である小さな恐竜が見づらい。死んでもその場で復活出来るのもLEGOゲーム共通。