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【銀行員→データサイエンティスト】キャリアチェンジ入社の方にインタビュー(K.Tさん)

データを重視する企業が増えてきた昨今、なりたい職業として需要が高まっているデータサイエンティスト。未経験からキャリアチェンジでこの職業を目指す方もどんどん増えています。

そして株式会社D4cプレミアムにも、キャリアチェンジで入社し現在立派なデータサイエンティストとして活躍しているメンバーがいます。

そんなメンバーへ、データサイエンティストを目指すことになった背景、目指してよかったことや苦労した点などをインタビューしていきます!データサイエンティストへ一歩踏み出すことに悩んでいる方々の参考となれば幸いです!

今回お話を聞くのは入社2年目のK.Tさん。
大学卒業後は銀行にて勤務されていました。現在はキャリア採用2年目で、金融系の案件を受け持つ部署にてご活躍されています。

※株式会社データフォーシーズ(以下D4c)は2022年1月に分社化し、現在Rさんは株式会社D4cプレミアムに所属しております。以下の転職・入社時のエピソードは当時の社名=「D4c」で記述しています。

学生時代と前職について


ー学生時代どのようなことを勉強してきましたか?

大学卒業後は銀行にて勤務されていました。現在は中途2年目で、金融系の案件を受け持つ部署にてご活躍されています。

ー前職はどのようなお仕事をされていたのでしょうか?

銀行に勤めておりました。窓口に来られるお客様対応の他、直接取引先のお客様のもとへ伺ったり、融資等、貸付の分野で対応をしておりました。

転職に至るまで


ーなぜデータサイエンティストに興味を持ったのでしょうか?

銀行にはテレアポという電話で予約を取るという業務が存在しておりました。その際、どのお客様に連絡を取れば良いのか先輩に伺ったところ、先輩は「経験」と「主観」でお客様を選ぶという方法をとっていました。経験が浅いながらも、もっと効率の良い方法として、データの方からアプローチを取ることが出来ないかと考え始めた事が興味を持ったきっかけでした。

そこから専門的な勉強がしたくなり、D4cの関連会社であるデータサイエンスアカデミーに入校を決めました。そこで学んでいくうちに、データから攻めることの楽しさを知り、データサイエンスの分野で働きたいと思うようになりました。

ーまずはアカデミーに入校されていたのですね

はい、銀行員からデータサイエンティストに転職するには、やっぱり自分で一度勉強しておくことが大事かなと思い入校を決めました。アカデミーでは今まで触れたことの無かったPythonを学習したり、最新の知らなかった分析手法などを知ることができて、入社する前にアカデミーで勉強した事はすごく良かったと思っております。

ー未経験からの転職って勇気がいると思いますが、K.T.さんを突き動かしたのは何だったのでしょうか?

「データを用いてもっと業務を良くできないか」と前職の上司に相談したところ、それを銀行でやるには別の部署に行く必要があり、またその部署に行くには5年10年かかると言われてしまいました。勉強しながら銀行業務を続けるのは厳しいと感じたこともあり、転職を決意しました。

蓄積されている様々なデータを使えば、どの企業ももっと何かを良くできるのではと考え、自分なりに分析を通してお客様へご提案できればと思いました。

ー転職活動をする際に大切にしたことはありますか?

教育制度が充実している事を重視しておりました。その点、データサイエンスアカデミーを通して、グループ会社であるD4cなら色々な教育ノウハウがあると想い、応募しました。

ーアカデミー以外にも自分で何か勉強しましたか?

大学時代に使用していたRの教材を引っ張り出してきて勉強しておりました。また、入社前に統計検定を取得しました。

現在の業務について


ー現在の業務にはすぐに慣れましたか?

業務ではそれまでに学んでこなかった手法を使っております(笑)。そんな事情もあり細かい部分で苦労しながら業務をしておりました。基本はSASなのですが、Pythonも使用しておりまして、言語の切り替えという部分でも苦労しました。

ー前職の経験で今の業務に役に立ったことはございますか?

数値感や計数感で役に立っていると感じております。また、金融関連の専門用語も一から勉強しなくても良かったという点では助かっております。

ーD4cプレミアムの魅力は何だと思いますか?

ノウハウプレゼン大会は楽しく参加させてもらってますね。また、普段はお客様先に常駐しているのですが、月曜に帰社日があり、その際のワーキンググループ活動等を通して改めて、自分がD4cのメンバーだと実感できるのが面白いなと感じております。

ー印象に残っている仕事は何ですか?

与信モデルの構築をプロジェクトに立ち上げからクローズまで半年ほど参画いたしました。それを通して色々と学ぶことがあり楽しかったです。プロジェクトが終了した際も、お客様から「ありがとうございます」と言っていただけて、個人的にもすごく充実していたと感じます。

キャリアチェンジした感想

ーキャリアチェンジして良かったこと、データサイエンティストになって良かったことは?

前の職業ではデータを単なる数字として見ていただけで、そこから示唆を得る事はありませんでした。それが今ではデータ・数字から様々な情報を引き出す事が仕事となり、頭を使う事が増え、達成感みたいなものは凄く感じます。特に良い結果が出た時などはそうですね。

逆に辛い事は、分からない事がダイレクトに来た時に、「これから勉強します」ではダメなケースもありますので、勉強は日々継続していかないといけないなと思っております。ただ同時に、新しい知識や技術を使って業務がうまくいったらそれはとても面白いなとも感じます。

ー今後D4cでやりたいことは何かありますか?

先ずは金融分野のスキルを高めたいと思っております。その後、他の業界も経験してみたいです。


同じ境遇で悩んでいる方へアドバイス


ー最後に、データサイエンティストに興味がある方にアドバイスなどあれば一言お願いします。

ご自身で一度勉強をしてみる事をお勧めします。データ加工のような些細な事でも良いので、それを面白いと感じるならやってみるべきだと思います。自分で勉強するのが難しいようでしたら、スクールに通うのも手ですね。一度やってみると面白さが分かるかなと。そこでこれを仕事にしたいと思えるのであれば、私は転職するべきだと思います。

反対に、この職業は勉強が嫌いな人にはちょっと難しいかもしれません。新しい事が好きな人には向いていると思います。この業界は何を勉強しても活きてくると思いますので、自分の武器になるように、データ分析だけでなく、興味のあることを勉強すればよいと思います。私の場合は金融関連の知識が活きておりますし、どんなことでも仕事として活かせる知識量があれば、それは武器になると思います。

ーありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?今回は元銀行員のK.T.さんにお話を伺いました。

別業界からの転職で不安もあった事だと思いますが、インタビューをした際は、非常に生き生きとしているように感じられました。これからデータサイエンティストを目指す方は是非ご参考にしてみてください!

(インタビュアー・書き手:M.T) 

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