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マハラージャン「何の時間」

2023年も2ヶ月目になりました。
昨年は楽しいこと、辛いこと、いろいろあり、充実はしていたのですがまあまあ疲れました。獣医学科を卒業するまであと2年とちょっと。悔いのないように過ごしたいです。

図1 最近やっと血液生化学検査の結果を読み取れるようになってきました…


ところで私は、“良いな”と思った曲を聴いた時、いつもその曲のタイトルや気になった歌詞をGoogle検索します。たいていの場合、YouTubeの動画のリンクや歌詞表示・和訳サイトぐらいしか出てきません。
(↓は中学の頃からお世話になっている和訳サイト。おすすめです。)

ただ、たまーにその曲について思いの丈をぶつけまくっているブログやSNSアカウントがヒットすることがあり、そういう人の感想を見るのがわたしはとても好きです。

選択肢の多いこの世の中で同じものを“好き”と言える人の存在は本当にありがたいもの。
なのでこのnoteについても、誰かが仲間を見つけられる場所として、もう少し更新できるようになると嬉しいなと思っています…

今日の曲

さて2月13日の今日、聴いてもらいたい曲はマハラージャン「何の時間」です。

マハラージャンは東京都出身のミュージシャン。社会⼈になってから感じた強烈な劣等感や、耐えがたい苦悩、屈辱に苦しんだ結果、 スパイス × ダンスミュージック という現在のスタイルに辿り着く。 働き方改革が問われる現代が産み落とした、スパイス香るアジアの異端児。 2019年11月に、作詞・作曲・編曲・演奏まで一人で手がけたデビュー作「いいことがしたい」をリリース。

MAHARAJAN Official Web

デビューEP「いいことがしたい」収録のこの曲。PVどころか公式音源もYouTubeにないというマイナーさですが、個人的には彼の楽曲の中で一二を争うくらいに好きな曲です。

毎日を過ごしていく中で「これは一体、どういう意味のある時間なのだろう」と思うことは多々あると思います。曲中に出てくる“忘れ物を取りに帰っている時間”や“電車の出発を待つ時間”はもちろん、“集合場所に一人だけ少し早く着いてしまった時の微妙な時間”や“話すことがなくなって終わりを待つだけの飲み会の終盤の時間”などなど。

この曲は、そんな時間に対するままならない思いをポップなメロディーとファンキーなギターで「ま、良いか」と成仏させてくれるように思います。

ただ少し思うのが、そもそも最近の私たちは何かをやるには短かったり、やることがなかったりする、いわゆる「何の時間」ができるだけ発生しないように立ち回っているような気がします。

何時になったらこれをする!という計画を立て、手持ち無沙汰な時間を減らすと言うより、そういう時間をなくす手段を常に持とうとするということです。
というのも自分を含め、周りの大学生たちはどこに行くにもスマホを持って行き、空いた時間にはインスタやツイッター、ラインを開きます。人と会って、話している時でさえ会話がひと段落したタイミングでスマホを開く人もいます。

私は他の人のそういう光景を見るたびになんだか落ち着かない気分になり、自分が無意識にそういう行動をしているのを気づいた時には微妙に自己嫌悪してしまいます。

「私たちはスマホに支配されている!」とまで言うつもりは全くなく、スマホがないと私も恐ろしく困ると思うのですが、ちょっとした時間を何もせずに過ごせる余裕を持った人が私は好きだし、そういう人になりたいなと思います。

長々と愚にもつかない話をしてしまいました笑
マハラージャンの「何の時間」、是非聴いてみてください。

※PVが好きなのはこの曲。雰囲気とカメラワークがワクワクします。


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