雑記(それをロックと言うんだね)

二日連続でnoteを更新するのはかなり久し振りなのですが、大金を使ったこと、ホストクラブに通っていたことなどでいろいろな方にご迷惑やご心配をおかけしたようだったので、昨日の続きとして事の顛末を書かせていただこうかと思います。もちろん違うお話もさせていただきます。いつものことながら、しばしお付き合いを。

結論から言って、私は担当およびホストクラブと縁を切った。思い出の品としてもらえるはずだったパーカーは送料を出して郵送してもらう手筈にしたけれど、それだって届くか分からないし、どちらかはっきりしたらもう連絡する意味もないので、ブロックする。未練はまったくなかった。お金を使ったことも、シャンパンコールをしてもらったことも、プレゼントをあげたことも、無駄だったとは思わない。私はどんなことでも文章として面白くできるという部分によって、言葉というものへの敬意と安穏とした生活への嫌悪を併せ持っているのだから、自分の人生がより面白くなってエピソードが増えてラッキーだと考えている。もちろん、誰のことも嫌いになっていないし(強いて言うなら、陰険な言い方でホスト通いを止めてきた人たちと棄てられることになったデパスについては若干ムカついてはいるけれども)すごくいい経験になったと思う。
担当はかなり困惑したようでLINEや通話でいろいろと言っていたが、昨日のnoteの記事を送付したらまあ納得したようだった。かなり感情を理路整然と並べたつもりだし、思考回路がクリアーな感じで分かってもらえたことと思う。
担当への一連のLINEのやり取りを星宮ポコ先生に送ったら、「すごくロックで潔いですね」と言ってもらえた。なんだか無性に嬉しかった。私はロックが大好きで、常にロックな人間でありたいと思っているからだ。
結局のところ私は、自分にも近しい人にも嘘をつきながらでも遊ぶなんて向いていなかった。それだけのことだ。そして、誰かを侍らせり従わせたり何か尽くしてもらったりすると極度に申し訳なくなってしまい、余計に自分のことが嫌になるだけだということも理解できた。

そして、なんとかやりくりして精一杯働けば、北海道の端っことかいうシベリアみたいな場所で強制労働をしなくても済むことにも気がついて、私は出稼ぎをキャンセルした。まあ、場所はどこであれ、とりあえず働けばいいのである。

ここからはまったく違う話。またロリータの話。BABY, The Stars Shine Bright という私の大好きなロリータのメゾンのアルバイトに応募した。まだ受かるかは分からないけれど、BABYで働くことを考えると心が躍り、前向きな気持ちになれる。
今日は新宿のマルイアネックスのBABYに行って、手持ちの赤いタータンチェックのジャンパースカートに合わせるためのモスグリーンで細く長い梯子レースリボンのピン(二つセットで、頭の両側に付けると簡単でシンプルながらクラシカルでガーリーな、ちょっとわがままなご令嬢のようになってとても素敵)を手に入れた。
3月1日に京都に行くので、頭にはこのリボン、耳朶にはアリス展で購入した小ぶりの赤い薔薇のピアス、この前に購入した生成りのブラウスにジャンパースカートを合わせてたっぷりのパニエを仕込み、上には白いファーコートを、足元はレースつきのオーバーニーソックスとHARUTAのオリジナルカラーである特別なえんじ色のローファーという、歩きやすさと完璧な可愛さをぎゅっと詰め込んだコーディネートに決めた。春先なので香水はGUCCIのGUILTY POUR FEMME に、唇はビスクドール風に、高校時代からお気に入りでほとんど底をつきそうなDIORのアディクトリップグロウのコーラルピンクへと変えてみた。何を言っているのかまったく分からないと思うけれど、自分が楽しいので一応列挙してみた。まあ、ちょっとブリティッシュな風合いのロリータファッションだと考えてもらえばいい。
私はこういうことを考えているときが多分一番幸せなのだ。好きな服が似合うというのは、本当に幸せなことだと思う。お仕事ができたら、苦労もあるだろうけれど、きっともっと幸せ。

ここからは告知。星宮ポコ先生作、現在Twitterで連載中の漫画『100日後に輝く地雷系』のノベライズを担当させていただくことになりました。5日に一度ほど、noteで有料マガジンで公開していきます。売り上げはポコ先生と分配させていただきます。世界観をより深めた、また少し雰囲気の違う作品にしていくつもりなので、皆様よろしくお願いします。

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