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添加物のことどう思う?D1のスタンス

ドレッシング「イチ」は、食品添加物を加えず製造しています。
使用している調味料も、食品添加物が含まれず、信頼できる製造者さんのものを選ぶようにしています。

ですが、マスタードは、添加物が含まれているものを使用しています。

何人かのお客様から、マスタードの添加物をご指摘受けたこともあり、
添加物が書かれていないマスタードに切り替えたこともありました。
ですが、
「マスタード変えましたか?前の方が好みだなー」
というお声も。

す、す、すごい!と思うと同時に、
「添加物を表記しないドレッシングにしたい」
という安易な考えで選んでいたことを、反省しました。

そのまま、添加物が含まれないマスタードを使うこともできますが、一度立ち止まって図書館やWEBで調べてみました。

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添加物=体に悪い?

添加物に関する情報は本当に多いです。
それくらい、みなさん悩んでるし、考えてるってことですね。

マスタードに含まれる亜硫酸塩のことを少し知ってください。
亜硫酸塩というと、ワインの酸化防止剤としても使われることが多く、
「ワインを飲んで頭が痛くなるのは、酸化防止剤が入った安いワインを飲んだからだ」という説もよく聞きます。

ですが、
フランスでは亜硫酸塩の添加物が義務化されているため、ビオワインに分類されているものにも亜硫酸塩が含まれています。表記されていないのは、表記の規定量以下しか添加されていないから。
それに、亜硫酸塩自体は、アルコール発酵時に自然発生するものでもあるそうですし、添加のタイミングによっては毒性も変化するそうですが、明確に判断できる情報はまだ見つかっていません。

だから一概に
「亜硫酸塩のせいで頭痛がする」とは言えないのです。

ワインとマスタードでは違う部分もありますし、まだまだ調べたいことはたくさんあります。

ですが、添加物=悪として排除するのではなく、うまく付き合うことが大切なのだと考え至っています。

添加物に関して、最も有名で読みやすい書籍 安部司さん著「食品の裏側」にも、添加物=悪とは言っておらず、「量の問題」と書かれています。

逆に、
亜硫酸塩=悪と説いているものは、少々エキストリームなものが多く、情報をフラットに判断できているのか?と疑いたくなるものも多くありました。

まだまだ分からないことだらけですが、最終的に私たちは、
添加物は含まれているけれど、含まれる原材料と添加物成分を見た上で、ドレッシングに合うか合わないか、で判断する
ことにしました。

ということで、これからもごちそうソース「イチ」には、亜硫酸塩を含むマスタードを使用し製造してまいります。(今後変更することもあります。)

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さて、ここでもう一つ
2019年12月28日から販売している、ごちそうソース「イチ8」から、
マスタードを変えました。

↑のinstagramにも書きましたが、
使用するマスタードは変えたけれども、変更後のマスタードも添加物を含むものを使用しています。

なので、わざわざ書くほどでもないかもしれませんが、
この変更は、とっても大切な変更となりました。

なぜマスタードを変えたかと言うと、
「誰から買いたいか」を大切にしたから。

亜硫酸塩を含む食品は、輸入時の入り口検査で、含有量上限をチェックされ、ドキュメントが発行されるそうです。

変更後の輸入業者さんは、
信頼できる方に
信頼できる企業さんである

とご紹介いただいたので、誠実にドキュメントの開示していただけるようになったのです。


原価としては高くなったけれど、納得して使うって大事!
それを、イチのお客様にどうお届けするかは私たちの仕事です。

私たちにとって大切なことは、
安く仕入れることよりも、安心して仕入れることです。
それを、このマスタードは気付かせてくれました。

ということで、不器用ですが、こんな想いでみなさまにお届けしてまいります。

LoLo, mon ami important. Merci sincèrement


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