抑揚100点が付かない時に考える3つのポイント

今回のテーマは、

抑揚100点が付かない時に考える3つのポイント

です。

今回は、イコライザーを使用しているという前提で話を進めていくので、

イコライザーについて分からない方は、

精密採点攻略 イコライザー編 Part1
精密採点攻略 イコライザー編 Part2
精密採点攻略 イコライザー編 Part3

こちらの3つの記事を参考にしていただけると良いかと思います。

また今回は、「内部」や「DJ」といった言葉を使うので、分からない方は、

内部→表現力攻略法 キーワード:内部
DJ→ 精密採点攻略 イコライザー編 Part3

こちらも参考にしていただけると良いと思います。

また、CM-2000のみを使用している方や、店マイクを使用している方にも少しは参考になる部分があるかもしれません。

それでは、本題に入ります。

抑揚100点が付かない時に考える3つのポイントはこちらです。

①内部
②DJのタイミング
③声量差

これについて、順番に解説していきます。

①内部

もし、しっかり「DJ」をしているのに、抑揚が''70点台''や"80点台''だった場合は、

内部設定が合っていない可能性が高いので、内部の調整が必要と思われます。

内部の調整は、

過去の記事でも紹介しましたが、

❶声量
❷マイクと口の間の距離
❸部屋の広さ

で考えます。

声量大→内部は小さめ(9時の方向)
声量小→内部は大きめ(3時の方向)

マイクと口の間の距離が近い
→内部は小さめ(9時の方向)

マイクと口の間の距離が遠い
→内部は大きめ(3時の方向)

部屋が狭い→ 内部は小さめ(9時の方向)
部屋が広い→ 内部は大きめ(3時の方向)

を参考にして調整してみると良いでしょう。

②DJのタイミング

抑揚が90点台ではあるが、100点が付かないという場合も多いと思います。

僕自身もこういった場面は頻繁にあります。

こういう時に僕の場合は、内部を変えるのではなく、DJのタイミングを変えてみます。

僕は、DJのタイミングは「2遠1近」という、

「2画面 LEVEL(レベル)のつまみを小にして、1画面 LEVEL(レベル)のつまみを大にする」

というやり方で行っていますが、

このやり方がどの曲でも必ずしも上手くいく訳ではないのかなぁと感じています。

例えば、

画像1

①のように、1画面に音程バーがたくさんある場合と、

画像2

②のように、1画面に音程バーがあまりない場合があります。

曲中に、①(1画面に音程バーが多い)や②(1画面に音程バーが少ない)が混在している場合、

DJのタイミングを「2遠1近」で行ってしまうと、

抑揚小・抑揚大がバランス良く入らなくなる可能性があります。

なのでこの場合は、DJのタイミングは「2遠1近」にこだわらず、抑揚小と抑揚大が

「3:7」

くらいのバランスで入るように、DJのタイミングを意識すると良いかもしれません。

このような考え方は、誰かから教わったものではないので、必ずしも正しいかは分かりませんが、

抑揚100点が付かない時に、「DJのタイミング」を、

"1画面に入っている音程バーの割合を意識して変えてみる"

ことで、抑揚100点になったことがたくさんあるので、

是非参考にしてみて欲しいです。

あともう1つ、これも正しいかは分かりませんが、

音抜けを恐れて、DJでつまみを下に下ろすスピードが遅い場合、

抑揚小・抑揚大がバランス良く入らないのではないかという仮説を僕は立てています。

なので、DJでつまみを下ろすスピードが遅すぎないかを意識するのも良いかもしれません。

③声量差

①の"内部"や、②の"DJのタイミング"を調整しても抑揚が改善しない場合、

曲中で「声量差」が無いかを考えます。

特に僕の場合は、どうしても曲中で声量差が出てしまうことが多いので、

声量が大きくなってしまう部分だけ、少しマイクを離して、

声量差がなるべく出ないようにする時もあります。

これもどこまで効果があるかは分からないですが、抑揚が付かない時は「声量差」を考えるのも1つの手かなと思います。


今回は、抑揚100点が付かない時に考える3つのポイントを紹介しましたが、これで以上にしようと思います。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました😊

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