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記事一覧
大量の発汗で陽性反応は蹴散らせない!? サウナでシャブは抜けるのか……巷の都市伝説を徹底調査
――まことしやかにささやかれ続けてきた「シャブはサウナで抜ける」という都市伝説。まさか昨今巻き起こっているサウナブームは、そんな側面を持ち合わせているというのだろうか……? 確かに芸能人やスポーツ選手など、疑惑のある人物には“サウナ好き”という印象もちらほら。本誌シャブ抜きサウナ調査班が、その謎に針を刺す!
サウナの醍醐味である「発汗」。覚醒剤常用者がかく汗からは、なんともいえない独特のかおりが
まるで「魔法の薬」のように描かれる! 狂乱、洗脳、セックス中毒に……マンガのトンデモ(?)ドラッグ描写
――これまで数々のマンガ作品で、麻薬が登場してきた。しかし、時に麻薬はマンガの中で万能薬のようなイメージで描かれることもあり、かなり飛躍した使い方や描写がされることもある。そこで、通常ではあり得ない「トンデモ麻薬描写」が描かれている作品を紹介していきたい。
『エンドレス・ドラッグ・ウォーズ リスク』笠原倫/ビーグリー/電子書籍版1巻より。「シャブは無害だ」など、数々の迷言を残してきた鬼山丈。
参加できるのは選ばれた者だけ? ドラッグで宗教的体験は得られるか――サイケデリックスの神秘性を問う
――“特殊なお茶”を販売した男性が、麻薬及び向精神薬取締法違反の罪に問われている裁判が、一部で注目を集めている。お茶に幻覚物質が含まれていたというが、植物性の幻覚剤は、しばしば宗教儀礼にも使われてきた歴史がある。果たしてそれは、本物の神秘体験をもたらすのだろうか。
青井硝子氏による著作。表紙イラストはこちらの記事に登場しているキメねこ氏によるもの。
現在、京都地裁で行われているある公判が、ひ
性に奔放なのにアフターピルが買えない日本……海外ピル市販の実態
――世界では、ドラッグストアだけでなく商店などでもピルが買える国もある。「ピル後進国」である日本がまず、見習うべき国はどこだろうか?
アジアでの販売の様子。(写真/山本氏撮影)
日本は「ピル後進国」と言われるが、統計的にピル使用率は3%ほどとされている。低用量ピルの普及率に関しては4%ほどだ。アフターピルの認可も2011年と先進国でもっとも遅く、ほとんど普及していない。一方、「フランス、ドイ
医師会は明確な理由なく「時期尚早」で煙に巻き……政府「緊急避妊薬」薬局販売検討も中絶利権に群がる医師界の反対
――日本で経口避妊薬(ピル)をめぐる議論が進んでこなかった背景には、女性差別や、薬や人工妊娠中絶をめぐる産業が抱える利権構造がある。ところが、菅義偉内閣になってすぐの10月頭、薬局での「緊急避妊薬」(アフターピル)販売を検討する新方針が発表され、にわかに議論が加速しそうな状況となってきている。
緊急避妊薬の市販化においては、性教育も重要な課題になっている。(ピルコンYouTubeチャンネルより)
もっと知りたい人のために――CBDがよくわかるブックガイド
――前記事だけでは満足できないという人のために、こちらではCBDについて詳しく書かれた本を紹介。入門書から専門書まで、多角的な視点をもたらしてくれる4冊をご堪能あれ。
【1】信頼できる製品の見つけ方
『CBDのすべて 健康とウェルビーイングのための医療大麻ガイド』
アイリーン・コニェツニー、ローレン・ウィルソン、三木直子(訳)/晶文社/19年
腫瘍科のベテラン看護師による、読みやすく、わかり
「大麻の茎や種から抽出」と謳うが……美容&健康業界で盛り上がる大麻成分CBDのグレーゾーン
――最近、CBDという単語を目にした読者がいるかもしれない。大麻に含まれる成分であるが、ハイになるものではなく、それを配合したオイルやクリームが街中のコスメショップで売られ、オーガニック/ウェルネス志向の女性にウケている。ただ、大麻由来ということもあり、法的に問題はないのか――。CBDブームの実情に迫る!
吉川ひなの監修のフレグランス「tiare ala MEDICARE」はCBD配合とのことだ
米国ではオピオイド、日本ではベンゾの被害が蔓延――弱者を依存症と死に追いやり日米社会を蝕む処方薬の闇
――米国ではミュージシャンのプリンスや俳優のフィリップ・シーモア・ホフマンが過剰摂取し、その死亡の原因となったオピオイド。2017年にはトランプ大統領が非常事態を宣言するなど、近年は“オピオイド危機”と呼ばれる社会問題になっている。そうした状況は対岸の火事にも思えるが……。
2016年4月、オピオイド系鎮痛剤の過剰摂取によりこの世を去ったプリンス。(写真/Kevin Winter/Getty I
「医師に食い下がる薬剤師などいない」!?――「アンサング・シンデレラ」を薬剤師はどう見たか座談会
――世間的なヒットはできなかったものの、今年の夏クール、薬剤師にスポットを当てた珍しいドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』が放送された。医師や看護師に耳目が集まることはあるが、では今回改めて注目された薬剤師たちは、このドラマをどう見たのか?
ドラマ版は、田中圭や西野七瀬など今をときめくタレントが目白押しだったが……。
連続ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(
“ドラッグ”は人類の旧き友――鎮痛効果、嗜好品、そして戦争へ。医薬の鬼子“ドラッグ”1万年史
――有史以前からその存在が確認され、使用されていたという「ドラッグ」。ときに鎮痛効果をもたらし、ときに嗜好品として愛でられ、そして戦争をも巻き起こした“人類の旧き友”に、なぜ我々は翻弄されるのだろうか。そんなドラッグと人類の1万年史に、気鋭のサイエンスライターが迫る――。
『世界史を変えた薬』(講談社)
日本で「ドラッグ」といえば、多くの場合、精神に対して作用を及ぼす、乱用薬物を指す言葉とし
実在した「阿片王」も登場する!?――『満州アヘンスクワッド』禁断の麻薬と昭和の裏面史
――今もっとも注目されているマンガ、『満州アヘンスクワッド』をご存知だろうか。本作は満州という日本の傀儡国家を舞台にした、アヘンの製造と流通がテーマのクライムサスペンスだ。一体、なぜこのような歴史のタブーに挑戦するのか? 作者たちに語り合ってもらった。
(写真/Ikki Fukuda)
時は昭和12(1937)年、場所は満州国。戦地で負傷し、右目の視力を失ったことから、軍の食糧を作る農業義勇
「物質レビュー」マンガのキメねこが描く!――『ミッドサマー』ドラッグ表現の最前線
――【編集部より】ツイッター等で「物質レビュー」マンガ(フィクションです。作中で描写される人物、出来事、物質はすべて架空のものであり実在のものとは関係ありません)が人気のキメねこさんが本誌に登場!
取り上げる映画は、日本では今年公開された『ミッドサマー』。スウェーデンにある村の夏至祭を訪れた大学生たちが、カルト的共同体の祝祭に飲み込まれていくさまを描き、人気を博した作品です。
MVには銃やトリップ要素がふんだんに!――元売人トリオと契約したエミネムの温故知新
(右から)ベニー・ザ・ブッチャー/コンウェイ・ザ・マシーン/ウエストサイド・ガンで構成されるグリゼルダ。この世界観、あの頃を尋ね求めている感じ!(写真/Getty Images)
――2017年、エミネムが主宰するレーベル〈シェイディ・レコーズ〉と契約したヒップホップ・グループ、グリゼルダ。ドラッグ抗争で絆を深めたトリオのスタイルとサウンドは、どこか懐かしくあたたかみ。
ラッパーに関する
ドラッグ疲れでメディテーション――大麻・瞑想・オーバードーズ! 米ドラッグビジネス最新事情
――アングラだろうがメインストリームだろうが、ヒップホップとドラッグの関係は今も昔も揺るぎない。「売人」であった彼らが、いつしか「ユーザー」となり、果ては正規の「ビジネス」までに発展させる。そんな彼らのリリックや生きざま、昨今垣間見られる温故知新も追いながら、アメリカのラッパーとドラッグの密接な関係を見ていこう。
(絵/長嶋五郎)
去る10月、ジェイ・Zが新たにマリファナ・ブランド〈モノグラ