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Unity用のビジュアルスクリプティングってどんなのがあるのだろう


先日、Unityが買い取ったビジュアルスクリプティング環境のBoltを紹介した記事を書きました。

そのとき、Bolt以外にも何種類あるんだろうということでアセットストアで検索してみました。結果をチラチラ見て、一言「ビジュアルスクリプティング」と言ってもいろんな目的のものがあるわけで。だいたい3つに大別できそうです。

1.スクリプトの実装を視覚化
2.AIの実装を視覚化
3.シェーダーの構成を視覚化

2.は1.とよく似ていますが、AIの思考ロジックに特化したものとなっています。3.は他とは全く違い、3Dキャラクターのテクスチャを生成するときに使います。

ではBolt以外にスクリプトレベルで利用できるものをピックアップしてみます。

「玩」マークでおなじみの、昔っから存在している(最初のリリースは2011年です)アセットです。
Boltと同じくプラグインで拡張できることから、沢山のPlaymaker対応アセットが配布されています(例えばAI部分の実装を視覚化できる「Behavor Designer」と組み合わせることができます)。

NodeCanvasは、AIもロジックも実装できるタイプの環境です。

他にも、色々ビジュアルスクリプティング環境が見つかりました。値段は50ドル以上が大抵ですが、中には10ドルというものもありました。

最近人気のものに「Game Creator」というものもあります。3Dグラフィックのみ対応(のはず)なことと、現時点でUnity2020に非対応(2019以前なら対応)な点に注意です。

とりあえず「こんなにあるよ!」程度の紹介で取り急ぎになってしまいましたが、Bolt以外に選択肢があり、目的に応じて取捨選択できれば良いのではと思います。

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