料理のある風景 ローストビーフ
自分で書いておいてなんですが、息継ぎしないで50m潜水、な感じの怒涛の文章。いつも暴走してますが、これ、もしかすると読んでいただいている方、疲れるかも、と、ふと。
まあ、性格はかえられませんが。
で、そこは狐の七変化、というより、狸の方が似合ってる?!で、葉っぱ頭に乗せてくるぽんぱっ、と化けてみようか、などと。
そこで、みなさんのnote読んだ時に広がった頭の中の宇宙。もう、ほとんど勝手な妄想な物語でございますが、お届けいたします。
え、いりませんって?1週間以内なら返品可でございますので、まずは御試読くださいませ。どなたから”いんすぱいあ”されたのかは最後の方にでも。
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”たまには飯食ってくか?”
”そうだな。”
”大したものはできないが。ちょとかかるから、ビールでも飲んでてくれ。”
冷えたビールが乾いた喉に染み渡る。
”この前の件、どうなった。”
”ああ、あれか。いけてねぇじいさんが出張ってきて、おじゃんさ”
”とんだ災難だったな。”
”運も実力の内ってね。”
冷蔵庫あけて取り出した肉の塊りは、スライスしたニンニクとローズマリーと
オリーブオイルでマリネしてあって。
意外に細やかなやつだ。
ポテト剥いてストンストンと拍子木切り。かなり手慣れていやがる。
鉄のフライパン二つ取り出して火にかけて。
ポテトは肉にはりついていたニンニクとローズマリーと一緒に揚げて。
肉は周りをしっかり焼いてから、ワインを入れて蓋。弱火で蒸して。
ころあいを見てホイルに包んで暖炉のそばへ。
”どこでならった”
”自己流さ。もうちょっとまってろ”
揚げたポテトにはがりっ、と塩と黒胡椒。
肉焼いたフライパンにワイン入れて、煮詰めて、醤油とバター。
わさびなんか加えて。
肉を切った上からかけて。
手際良すぎだろ。
香り立つ湯気といっしょにテーブルにならんだ。
”英国流だ。”
”わさびや醤油もか?”
”日英同盟だ”
”子供じゃないぞ”
”コーラじゃない。ギネスだ。英国の魂だ。”
”冷えてないな”
”冷やしていいのはお前の頭だけだ。英国流と言ったはずだ。”
”うまいな。これじゃ嫁さんいらないだろう。”
”家政婦やとうわけじゃない。人生の伴侶だ。”
”ともあれ、おめでとうだ。とっとけ。”
”おう、すまんな。こんどは連絡してから来いよ。もう少しましなもの食わせてやるから。”
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登場した料理
ローストビーフ
・牛のいちぼ
・にんにく
・ローズマリー
・白ワイン
・塩・黒胡椒
・バター、醤油、わさび
ポテトフライ
・男爵芋
・にんにく
・ローズマリー
・塩・黒胡椒
ちなみに、残ったローストビーフのソース、パンにつける、というのもありですが、余ってるご飯なんか入れてレンチンすると、下手なリゾット裸足で逃げ出す美味しさです。カロリーも抜群ですが(笑)。
さまざまな国の事情とお料理に精通されているケイチェルおじさんが、クールな英国通だったとしても素敵だな、という勝手な妄想でございました。いえ、ご本人、もっとクールでいらっしゃるかもしれませんが。
おいたん、すみません。妄想広げすぎてしまいました🙇♀️。
うーん。こんな書き方もできるんだと自分でもびっくり。
わたしくしの中の光と影。
まさに陰と陽。陰陽道。いでよ安倍晴明!!!ってなんのこっちゃ。
今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。
もし、こういうのもお好きな方が多いようでしたら、次も。
明日も素敵な一日になりますように。
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