マガジンのカバー画像

レシピを書いてみました。サイドメニュー編

41
失敗も数々ありますが、それも楽しみながら作ってます。書きためたものが増えてきたので、パスタ編と分けてみました。
運営しているクリエイター

#生パスタ

とある日のおもてなし料理たち

ながらくのご無沙汰になってしまいました。怒涛のお仕事たちに忙殺されていて、気がつけば皐月も半ば、つい先日桜を愛でてたと思いきや、もう初夏の香りになってしまいました。ううう、もう忘れられてたりして(泣)。  とある日のこと、とてもお世話になった方のところで、ちょっとしたおもてなしのお料理をいたしましたので、ご紹介まで。忙中自ずから閑あり(???)、ということで、ちょっとやりくりして。ま、あんまり変わり映えのしないのはいつものことですが、ご笑覧いただけると嬉しゅうございます。 プ

まさかのムサカもどきと定番のお料理たち

今は昔、比叡の山に稚児ありけり、僧たち宵の徒然にかいもちひせんと言いけるに、って話ではなくてですね。お萩も美味しゅうございますが。noteご近所さまたち推し並べてムサカひせんとされてて、作ってみたいな〜、と指加えて見ること幾星霜、ってなことはありませんがwww。ま、どんくさいわたくしめにございますので、思い立ってから体がうごくまでにはこんにゃく、ちゃう、今昔物語になってしまうのでございます。ま、開けてびっくり玉手箱の浦島太郎さんになるほどの時は経っていませんがwww。 みな

春に想いを馳せて。菜の花入りのボンゴレと独活の酢味噌など。

まだまだ寒い日が続いてますね。ほんに雪国の方々のご苦労が偲ばれます。 いつものように買い物に行ったら、もうすぐ咲くわよ〜、な蕾の菜の花がお勤め品に並んでいて。お店のお姉さんに聞いたら”路地ものよ”とのこと。同じ日本でももう春の便りが来始めているところがあるなんて。と、これも春が旬の独活のお勤め品があって。 え〜、お勤め品しか買わへんの〜、と思し召しのあなた。食品ロス削減の観点からも、捨てられてしまう運命のこの子達を救ってさしあげなければSDGsは達成できまへんのどすえ、なんて

とある日の集いのための心づくしのお料理たち

 今のご時世になってなかなか集まれなかった仲間たち。そんな方々との集いのために作ったお料理、な今日のお話。もちろん以前のようにはいかないし、大勢で、というのもできなくなってますが。  今回食材調達もキッチンもアウェイで、加えて飲みながらになるので、できるだけどこでも手に入れられそうな材料で、短時間に仕上げられて多少酔っていても作れるものにwww。それほど特別なものはございませんが、心づくしの品々、ご笑覧いただけると嬉しいです。 では、イニツィアーモ、クッチナーレ!(さあ料理

イタリア地パスタその4 ストリケッティをアスパラと卵で と、記念日の晩餐

お待たせしました。え?待ってない? 「お若えの、お待ちなせぇやし」 「待てとお止めなされしは、」ぱ、ぱん、ぱんぱん「ぁ拙者がことでぇござるかな」 って幡随院長兵衛ちゃうってね。 ま、そんなこと仰せにならずと、ご用とお急ぎでない方はお付き合いくださいませ、な、イタリア地パスタその4でございます。。。で、最初にお詫びというか言い訳、というか、そんなんでいいわけ?って良くないのですが。。。ま、ちょっと本来の地パスタでなくなってしまってたり。ま、細かなことはおいておいて、お楽しみいた

リコッタでディップとアメリケーヌを蝦の出汁の取り方を変えてみたお話

しばしのご無沙汰にございました。子牛じゃなくて孔子でもなくて、師曰わく、学びて思わざれば則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し、なんてどちらもわたくしめの事で(泣)。でなくて、公私ともにドタバタとしていて気持ちと時間の余裕がなく。。。。 で、突然ですが、食品ロスのお話聴くと胸が痛みますね。先進国で廃棄されてる量が有れば世界中の飢餓が救えるとか。 あ〜、この語尾が”のん”っていうのは、食品ロス削減国民運動ロゴマーク”ろすのん”の口癖だそうで。なんとか身近なこととして感じて欲しい

キッシュにもて遊ばれた日

とある日のお昼のことでございます。極安スーパーに気合い入れて出かけてへろって帰ってきて、いつものように極安のサーモンと鰤の漬け丼のお昼食べながら。 ”ズッキーニが結構取れたけど”とのお言葉。 ほわっと?これは始末をつけなさいと解いて、さて何にしようか。いつものフリッタータ(イタリア版しっかり焼いた具入りオムレツのようなもの)も芸がないし、元から芸もなければ知恵も無いからしゃーないな、とぶつぶつと。 と、思い出したのが、ご近所のみなさま、華麗にキッシュ焼いてらして。ずっと憧れ

もう一つのサコッティーニの試作deスナック

先日作ったサコッティーニ。もうひとつの作り方というか包み方を見つけて、これも作ってみたい!といつもの変態的欲望マックスになってきて。この幼児性はどこに起源があるのかルーツ辿ってるんですが、由緒貧しい乳児のみぎり、布団打ち直しの時に真綿(お蚕さんの繭ほぐしたやつ)伸ばして遊んでたって聞いて、なるほど〜、って生まれつきやん。ご先祖さままで遡らないといけないかも。 ​いきなりの本番やると壺にはまってとっぴんしゃんになりそう、ってかいつもやってますが(笑)。まだ ちゃんとしたレシピ

大地をいただく超時短の付け合わせ 五度目のPの喜劇の裏で

春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。 たまには格調高く始めとうございます。って、胃拡張のまちがいちゃうん、とつっこまれそうですが。はははは。 清少納言は早起きだったのですね。弥生も半ばになると日の出は6時前ですから。もっともまだ蝋燭もなくて荏胡麻油とか燃やしていたころだから、日の出とともに起きて日の入りとともに寝る健康的な生活だったのかも。 春眠暁を覚えず、と行きたいところですが、なかなかそうもいかず、騅逝かず、騅の逝かざ

遅ればせながらのイカ祭り 加えてのジェノベーゼ祭り

序章土曜日のことでございました。 いつものように、明日何が食べたい?のお答えが”ジェノベーゼ” タイミング悪すぎ〜。なんせ、ご本家シチリアのKaorina091さんと、世界の料理に精通されているケイチェルおじさんお二人ともジェノベーゼ作られてて。 え〜、このレベルの高いお二人の後に〜と思いつつも、noteでお祭りも楽しいし、頼まれたら断らないのが調理人の性(???)でございますので。 と、もう一つ。毎月十日のイカの日に合わせてのイカ祭り、noteのご近所さんたちがされてて、

石巻からの贈り物で 魚料理こと始め いきなりの魚祭り狂想曲

序曲 魚祭りは突然に以前ご縁のあった石巻の方から電話があって。 生きのいいお魚あったから送っておいた、とのこと。 あけてびっくりのスズキ1尾と生の小海老。 うれし〜。もう、頭の中魚祭り状態。 お世話になったお礼にちょっとした料理パーティ開いてさしあげた時のお礼を兼ねてとのこと。ありがたいお話。 と思い出すのが、つい先日のチョコチップクッキーさん。 北海道からの鮭&いくらど〜ん。で、おしゃれなペンションのディナーもかくや、というお料理。 ユイじょりさんもスズキ一尾ど〜んで、